今回取り上げるのは1824年生まれのブルックナーが、
1866年に作曲した交響曲第1番ハ短調WAB101である。
このCDはウィーン版で、1891年のハース校訂によるもののようだ。
今回聴いたCDはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏によるもの。
1983年12月に行われたライブの録音なので、録音状態は決していいとはいえない。
第一楽章アレグロはソナタ形式で、冒頭弦楽器による行進曲風のリズムに乗り、
第一主題が現れ管楽器もそれに絡んで盛り上がっていく。
その主題とは対照的な優しい感じの第二主題が弦楽器により奏でられる。
そして金管楽器が加わり盛り上がるが、
随所にリンツ版とは違う部分がみられる。
展開部を経て再現部に入り、コーダではドラマティックに盛りあがり、
最後は第一主題がフルートに現れ、その後徐々にテンポをあげ、
金管楽器が鳴り響く中、堂々と力強く終わる。
第ニ楽章アダージョは、三部形式で書かれている。
重々しく始まり、ゆったりとした旋律が弦楽器により奏されていく。
その旋律に木管楽器も絡んでいき、
ワグナー風のロマンティックな音楽になっていく。
中間部で木管楽器が活躍し、そこはブラームス風でもある。
そのあとはワグナーを思わせるようなドラマティックな盛り上がりをみせ、
最後は木管楽器と弦楽器で牧歌的な雰囲気を漂わせて終わる。
第三楽章スケルツォは、三部形式で書かれており、
荒々しく執拗な感じの旋律が金管楽器と弦楽器により奏される。
トリオはホルンや木管楽器により牧歌風の音楽が奏されるが、
このあたりもリンツ版と違う所がみられる感じがする。
再び冒頭の荒々しい旋律が登場して繰り返され、最後力強く終わる。
第四楽章フィナーレは、アレグロ・コン・フォーコのソナタ形式である。
最初に登場する第一主題は金管楽器も加わり勇ましい。
ロジェストヴェンスキー指揮のこのライブ録音は、
金管楽器の鳴り響が凄いといっていいのだろう。
対照的な第二主題と第三主題が示されたあと、。
展開部でそれぞれの主題が展開され、ドラマティックに盛り上がっていく。
そして、再現部を経て、第一主題を中心に盛りあがりをみせていき、
最後は金管楽器とティンパニが鳴り響き、最後堂々と終わる。
1866年に作曲した交響曲第1番ハ短調WAB101である。
このCDはウィーン版で、1891年のハース校訂によるもののようだ。
今回聴いたCDはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏によるもの。
1983年12月に行われたライブの録音なので、録音状態は決していいとはいえない。
第一楽章アレグロはソナタ形式で、冒頭弦楽器による行進曲風のリズムに乗り、
第一主題が現れ管楽器もそれに絡んで盛り上がっていく。
その主題とは対照的な優しい感じの第二主題が弦楽器により奏でられる。
そして金管楽器が加わり盛り上がるが、
随所にリンツ版とは違う部分がみられる。
展開部を経て再現部に入り、コーダではドラマティックに盛りあがり、
最後は第一主題がフルートに現れ、その後徐々にテンポをあげ、
金管楽器が鳴り響く中、堂々と力強く終わる。
第ニ楽章アダージョは、三部形式で書かれている。
重々しく始まり、ゆったりとした旋律が弦楽器により奏されていく。
その旋律に木管楽器も絡んでいき、
ワグナー風のロマンティックな音楽になっていく。
中間部で木管楽器が活躍し、そこはブラームス風でもある。
そのあとはワグナーを思わせるようなドラマティックな盛り上がりをみせ、
最後は木管楽器と弦楽器で牧歌的な雰囲気を漂わせて終わる。
第三楽章スケルツォは、三部形式で書かれており、
荒々しく執拗な感じの旋律が金管楽器と弦楽器により奏される。
トリオはホルンや木管楽器により牧歌風の音楽が奏されるが、
このあたりもリンツ版と違う所がみられる感じがする。
再び冒頭の荒々しい旋律が登場して繰り返され、最後力強く終わる。
第四楽章フィナーレは、アレグロ・コン・フォーコのソナタ形式である。
最初に登場する第一主題は金管楽器も加わり勇ましい。
ロジェストヴェンスキー指揮のこのライブ録音は、
金管楽器の鳴り響が凄いといっていいのだろう。
対照的な第二主題と第三主題が示されたあと、。
展開部でそれぞれの主題が展開され、ドラマティックに盛り上がっていく。
そして、再現部を経て、第一主題を中心に盛りあがりをみせていき、
最後は金管楽器とティンパニが鳴り響き、最後堂々と終わる。
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