Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハーバート・ハウエルズの「ライク・アズ・ザ・ハート(Like as the hart)」を聴く

2013-01-26 22:20:44 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1892年生まれのハウエルズの作品。
グロスターシャーのリドニーで生まれた彼は、
王立音楽大学でスタンフォードやチャールズ・ウッドに師事し、
オルガニストとしての活動だけでなく、
イギリス国教会の典礼のための宗教音楽を作曲した。
「ライク・アズ・ザ・ハート(Like as the hart)」は、1941年に作曲された。
4つの頌歌の中の1曲ということのようだ。
今回聴いたCDはミヒャエル・ピアースのボーイ・ソプラノ、
クリストファー・ヒューズのオルガン、スティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏によるもの。
オルガンの前奏に続き男声合唱がLike as the hartと歌い出す。
それにボーイ・ソプラノが入って、絡みながら曲は進行する。
最後はオルガンの音ともにおだやかに、そして静かに終わる。
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ウィリアム・ヘンリー・ハリスの「天は美し(Faire is the heaven)」を聴く

2013-01-25 06:31:33 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1883年生まれのウィリアム・ヘンリー・ハリスの作品。
ロンドンのフルハム(フラム)で生まれた彼は、
オルガニストとして活動し、王立音楽大学で学び、
その後その大学で教授としてオルガンと和声を教え、
作曲家としてはいくつかの有名な教会音楽を残している。
「天は美し(Faire is the heaven)」は、1925年に作曲された。
今回聴いたCDはスティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏によるもの。
そっと語りかけるように合唱によって歌われ手始まる。
2つに分かれた合唱が掛け合うようにして歌っていく。
宇宙を思わせる雄大さ、奥行き感じさせる曲である。
ダブルコーラスとよばれる手法で歌われるこの曲は、
最後消え入るようにしておだやかに終わる。
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ウィリアム・ウォルトンの「汝の心に封印をするように」を聴く

2013-01-24 06:35:46 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1902年生まれのウォルトンの作品。
「汝の心に封印をするように(Set me as a seal upon thine heart)」は、
1938年に作曲された作品である。
今回聴いたCDはゴータム・ランガラジャンのテノール、
スティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏によるもの。
テノールの独唱から始まり、それに合唱が応える形で、
その掛け合う形を繰り返したあと、合唱全体で歌う形になる。
合唱の作り出すハーモニーは美しく、最後は消え入るようにして終わる。
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ビリー・メイヤールの「マリーゴールド」を聴く

2013-01-23 06:25:34 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1902年生まれのメイヤールの作品。
ロンドンに生まれた彼は、幼い頃からピアノのレッスンを受け、
7歳でトリニティー音楽院に入って音楽を学んだ。
この時にアメリカのラグタイムの音楽に興味を持ったようである。
20歳となった1921年にはクイーンズ・ホールで、
グリーグのピアノ協奏曲を演奏している。
1922年サヴォイ・ハヴァナ・バンドに加わり、
翌年この楽団がラジオで出演したことをきっかけに注目を浴び、
自ら作曲した作品を演奏してソロ・デビューを果たした。
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」が、
1925年ロンドン初演された時のピアノ独奏は彼が行ったようである。
その後はライトミュージックの分野で活躍した。
「マリーゴールド」は、1927年に作曲され、出版された。
今回聴いたCDはリチャード・ロドニー・ベネットのピアノ演奏によるもの。
明るく華やかで軽快な旋律はアメリカ的で、
夢のある感じの楽しい3分ほどの小品である。
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エドガー・ベイントンの「そしてわれは新しき天国を見たり」を聴く

2013-01-22 05:58:41 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1880年生まれのベイントンの作品。
ロンドンに生まれた彼は、幼い頃からピアノの演奏で才能を示し、
王立音楽大学に入学し、スタンフォードに作曲を師事した。
その後ピアノ科の教授として教育活動にあたり、
指揮者としての活動も行い、1933年にはオーストラリアにわたった。
「そしてわれは新しき天国を見たり(And I saw a new heaven)」は、
聖書のヨハネの黙示録の21章に登場する内容である。
1928年に作曲された作品である。
今回聴いたCDはクリストファー・ヒューズのオルガンスカラー、
スティーヴン・クレオベリー指揮、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の演奏によるもの。
オルガンの前奏に続き、混声合唱で歌いはじめる。
その旋律は天にも昇るような雄大さや力強さがある。
最後はおだやかにそして静かに終わる。
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