Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アーノルド・バックスの弦楽五重奏のための叙情的間奏曲を聴く

2013-02-23 12:43:21 | アーノルド・バックスの作品
一昨日、昨日ウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1923年に作曲された弦楽五重奏のための叙情的間奏曲である。
今回聴いたCDはガーフィールド・ジャクソンのヴィオラ、
マッジーニ四重奏団の演奏によるもの。
2つのヴィオラと2つのヴァイオリン、チェロの編成によるこの曲は、
重々しい感じの旋律のあと、対照的で明るい民謡風の旋律が現れる。
その明るい民謡風の旋律が繰り返されたあと、
生き生きとした音型が繰り返された上で旋律が奏でられ、
印象派風の音楽になったあと、再びヴォオラが民謡風の旋律を奏でていく。
最後は消え入るようにして、おだやかに終わる。
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アーノルド・バックスの北方のバラード第3番を聴く

2013-02-21 22:29:42 | アーノルド・バックスの作品
一昨日、昨日ウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1927年に作曲され、1933年に管弦楽化された北方のバラード第3番である。
荘厳な儀式のための前奏曲というタイトルでよばれる場合もあるようだ。
今回聴いたCDはサー・エドワード・ダウンズ指揮、
BBCフィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
金管楽器の力強く奏でる旋律に続き、
木管楽器がこれに呼応して始まる。
弦楽器も絡み、ロマンティックな音楽が展開され、
最後も金管楽器中心に力強く終わる。
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アーノルド・バックスの交響曲第6番を聴きながら、西谷駅から横浜駅まで歩く

2013-02-19 21:13:17 | アーノルド・バックスの作品
日曜日は久しぶりに西谷駅から三枚町を経由して、横浜駅まで歩きました。
しかし、昨日はウォーキングをする余裕もないほど忙しかった日でした。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1934年に作曲された交響曲第6番である。
今回聴いたCDはダグラス・ボストック指揮、
ミュンヘン交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章モデラート-アレグロ・コン・フォーコは、
金管楽器によって繰り返される音型の上に乗って、
力強く奏される主題に始まり、まるで映画音楽のようである。
バックスらしいダイナミックな音楽が展開されていく。
金管楽器と打楽器中心に盛り上がっていったん静まったあと、
再び盛り上がって、最後力強く終わる。

第二楽章レント、モルト・エスプレッシヴォは、
幻想的で神秘的な感じの音楽で始まる楽章である。
弦楽器を中心におだやかな旋律が奏でられ、
トランペットやオーボエのソロが活躍する部分を経て、
徐々に木管楽器や金管楽器が絡みながら、
ティンパニも加わり、情熱的に盛り上がりをみせる。
そのあとは再びおだやかな感じの音楽になり、
最後はフルートと弦楽器で静かに終わる。
第三楽章はクラリネットのソロの音で始まり、
弦楽器に引き継がれ、おだやかな導入部がしばらく続く。
徐々にテンポが早まり、軽快で荒々しいスケルツォと
叙情的な旋律のトリオの部分に入り、再びスケルツォになったあと、
エピローグの部分に入っていくが、この辺りの主題の扱いは、
交響曲第4番を感じさせるような部分もみられる。
そのあとホルンのソロが活躍する部分を経て、
弦楽器中心に旋律が奏でられていき、最後はおだやかに終わる。
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アーノルド・バックスのハープとヴィオラのための幻想ソナタを聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2013-02-17 10:24:45 | アーノルド・バックスの作品
久しぶりに二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1927年に作曲されたハープとヴィオラのための幻想ソナタ。
この作品の初演は同年年6月10日ロンドンのグロトリアン・ホールで行われた。
今回聴いたCDはモビウスの演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モルトは、ハープが繰り返す音型で始まる。
それは水が流れるような動きのあるもので、
これにヴィオラが絡んで旋律を奏でていく。
印象派的かつ神秘的であり、両者の掛け合いが美しい。
最後にヴィオラの独奏が続いて終わる。
第二楽章アレグロ・モデラートは、ハープの音で始まり、
前楽章に切れ目なく続き、軽快な旋律が奏でられていく。
それが終わるとヴィオラによる瞑想的な音楽となり、
次の楽章に切れ目なく続いていく。
第三楽章レント・エスプレッシヴォはハープ独奏で始まる。
それにヴァオラが絡んで、神秘的な雰囲気が醸し出される。
やがて動きのある部分となり、最後はハープが残って静かに終わる。
第四楽章アレグロは、ハープの伴奏の上で、
ヴィオラが力強い民謡風の舞踏的旋律を奏でて始まる。
その旋律を中心に展開され、最後力強く終わる。
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アーノルド・バックスのピアノとオーケストラのための「冬の伝説」を聴く

2013-02-16 15:28:46 | アーノルド・バックスの作品
一昨日、昨日とウォーキングを休みました。
今回は1883年生まれのバックスの作品の中で、
1929年から1930年にかけて作曲された「冬の伝説」についてとりあげる。
この作品はピアノとオーケストラのための作品で、
ケルト伝説をもとにした作品であるようだ。
初演は1932年2月10日ロンドンのクィーンズ・ホールで行われている。
ピアノはバックスと恋愛関係にあったハリエット・コーエンが演奏した。
この初演時の指揮はボールトで、BBC交響楽団の演奏で行われた。
今回聴いたCDはマーガレット・フィンガーハットのピアノ、
ブライデン・トムソン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、小太鼓のリズムで不安な感じで始まる。
そしてピアノ独奏が入って、前奏の部分が終わると提示部に入る。
力強い英雄的な第一主題と対照的な甘美な第二主題が奏でられ、
ピアノ独奏もそれを受け継いで、提示部を経て展開部に入る。
展開部では自由に主題が変形され、ピアノとの競演を展開していく。
そして金管楽器と打楽器による部分とピアノ独奏と交互に現れ、
絡み合いながら、情熱的に盛り上がりをみせて最後力強く終わる。

第二楽章レント、モルト・エスプレッシヴォは、
弦楽器と木管楽器によりおだやかに始まり、ピアノ独奏が入る。
ピアノ独奏が叙情的な旋律を奏でて活躍し、幻想的である。
中間部では管弦楽によりドラマティックに盛り上がっていき、
それにピアノ独奏が絡んでいくところもあり、最後は静かに終わる。
第三楽章は、モルト・モデラートで始まる。
ピアノが奏でる音型は幻想的であり、
それが繰り返される中、第一楽章の主題も現れる。
ピアノ独奏で力強く旋律が奏でられ、管弦楽との競演が続く。
徐々に盛り上がりをみせて、いったん静かになったところで、
モルト・カンタービレのエピローグに入り、ピアノ独奏がしばらく続く。
そしてオーボエなどが管楽器と弦楽器が入り、
壮大な感じに盛り上がったあと、再びピアノ独奏の部分となり、
やがて木管楽器と弦楽器が絡んでいき、盛り上がりをみせる。
そしてピアノ独奏の部分となり、それが終わると管弦楽が絡み、
おだやかで神秘的な感じの音楽が続き、ピアノ独奏のあと、
管弦楽が入って盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
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