Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャック・オッフェンバックの喜歌劇「ジェロスティン大公妃(ジェロルスタン女大公)殿下」序曲を聴く

2014-06-19 05:15:34 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1819年生まれのオッフェンバックが、
1867年に作曲された喜歌劇「ジェロスティン大公妃殿下」序曲である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはルイ・フレモー指揮、
バーミンガム市交響楽団の演奏による。
勇ましい感じの旋律が奏でられて始まる。
そして明るい旋律や優雅な旋律が現れ、
そのあと金管楽器によるファンファーレのあと、
軽快な旋律が奏でられて、盛り上がったところで終わる。
第二帝政期威張り散らす権力者の空威張りと、
軍国主義への風刺があるといわれる作品である。
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ダリウス・ミヨーの交響曲第1番作品210を聴きながら、横浜から天王町まで歩く

2014-06-18 05:54:16 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は横浜から天王町まで歩きました。
途中聴いたのは、1892年生まれのミヨーが、
1939年に作曲された交響曲第1番作品210である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ市立管弦楽団の演奏による。
第一楽章「パストラル:ほどほどの速さで、生き生きと」は、
フルートの奏でる明るい旋律に始まり、
弦楽器や木管楽器など他の楽器にも引き継がれていく。
展開部でもフルートなど木管楽器が弦楽器と絡み合い、
流れるような軽快なテンポで曲は進行していく。
再現部で主題が繰り返され、最後は穏やかに終わる。
第二楽章「非常に速く」は、スケルツォ楽章で、
打楽器の刻む荒々しいリズムで始まる。
弦楽器のせわしない感じと金管楽器の荒々しさが絡み合っていく。
トリオのフガートの部分を経て、金管楽器が鳴り響いたところで終わる。
第三楽章「非常に穏やかに」は、管楽器のコラール風の旋律に始まり、
弦楽器と管楽器が絡み合いながら曲は幻想的に展開していく。
第四楽章「フィナーレ:生き生きと」は、
力強く情熱的な主題が弦楽器と金管楽器・打楽器により奏でられて始まる。
もう一つは木管楽器とハープを中心とした軽快で明るい主題である。
二つの主題が絡み合いながら曲は進行し、最後は盛り上がって終わる。
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モーリス・ラヴェルの「古風なメヌエット」を聴く

2014-06-17 06:14:29 | 古典~現代音楽フランス編
一昨日、昨日と忙しく、ウォーキングは休んでいます。
今回取り上げるのは、1875年生まれのラヴェルが、
1895年にピアノ曲として作曲された「古風なメヌエット」で、
これを1929年オーケストラに編曲されたものである。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアンドレ・クリュイタンス指揮、
パリ音楽院管弦楽団の演奏による。
メヌエットの部分からなる部分と、
中間部のトリオによる三部形式の作品である。
メヌエットの部分は古典的であるものの、
必ずしもそうでないことは細部を聴くと分かる。
トリオの部分はのどかで牧歌的であり対照的である。
メヌエットの部分が繰り返され、
金管楽器が華やかさを加えながら、最後力強く終わる。
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シャルル・トゥルヌミールの交響曲第3番ニ長調「モスクワ1913」作品43を聴く

2014-06-15 19:15:28 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1870年生まれのトゥルヌミールが、
1913年に作曲した交響曲第3番ニ長調「モスクワ1913」作品43である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアントニオ・デ・アルメイダ指揮、モスクワ交響楽団の演奏による。
第一楽章(Bien modere)は、重々しい感じで始まる。
木管楽器が奏でた旋律を弦楽器が受け継ぎ、それは聖歌風でもある。
徐々に盛り上がりをみせたり、いったん静まったりを繰り返していく。
終わりで冒頭の旋律が再び現れて、ハープも絡み、最後は静かに終わる。
第二楽章(Avec du mouvement)は、軽かなテンポで旋律が奏でられて始まる。
そのあとホルンが奏でる雄大な感じの旋律が印象的である。
この二つの旋律が交互に現れて、スケルツォ風の楽章で幻想的である。
第三楽章(Les Cloches du Moscou、ゆっくりと) は、
「モスクワの鐘」という意味なのだろう、鐘の音が鳴り響く。
徐々にその音は大きくなっていったあと、静まっていく。
そして、そのあとは弦楽器により叙情的な旋律が奏でられていく。
そしてそれに木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
ロシア的な部分を少し感じさせ、ロマンティックである。
盛り上がりを見せたあと、最後は穏やかに終わる。
第四楽章(Assez modere-Avec assez de mouvement)は、
鐘の音が鳴り、ハープも奏でられ、今までの楽章の旋律も現れ、
回想風な部分をみせる一方で、力強い旋律が奏でられていく。
金管楽器も加わり、これまでの楽章で現れた旋律が断片的に絡む。
鐘の音と金管楽器により華やかに盛り上がりをみせ、最後力強く終わる。
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エルネスト・ショーソンの交響詩「ヴィヴィアーヌ」作品5を聴く

2014-06-13 06:02:53 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1855年生まれのショーソンが、
1882年に作曲した交響詩「ヴィヴィアーヌ」作品5である。
アーサー王物語を題材にした作品である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏による。
弦楽器によりゆるやかに始まる冒頭は海辺を感じさせる。
金管楽器と木管楽器が加わり、独奏ヴァイオリンが旋律を奏で、
その後弦楽器中心にロマンティックな旋律が奏でられていく。
その旋律は他の楽器にも引き継がれて、
トランペットの奏でる旋律が舞台裏から流れ、
それが受け継がれワグナー風な部分も見せながら、
うねりをみせるように盛り上がりをみせ、
最後は眠りを表すかのような穏やかな感じで終わる。
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