この時期の限定ビール、またしても入荷です。
アメリカ・アンカー社の「冬季限定スペシャルビール」 900円です(お持ち帰りは100円引き)。
お客さまに感謝の気持ちを込めて、クリスマスや新年を楽しんでもらえるように、と醸造されるもの。
アルコールは5.5%。シナモンやナツメグなどのスパイスで風味付けした濃色ビールです。なんと毎年レシピを変えてつくられるそうな。
本年分はまだ味見していませんが、アンカーの特徴は心地よい苦味。それにほどよいスパイス感が加わっていることでしょう。
このエールのもうひとつの楽しみは、このラベル。
社長のフリッツ・メイタグ氏自らの手描きなんです。
毎年テーマは樹。30数年来続けていらっしゃる。店内に歴代ラベルのポスターがあります。
なんか感動ですよ。
メイタグ氏、65年に潰れかけていた醸造所を買い取り、衰退しかかっていたカリフォルニアの伝統ビール(スチームビール)をみごと復活させた方。
アメリカビール、といえばミラーやバド、クアーズなど大量生産・軽い味のオーイェー!なイメージでしょう?
でも、こんな想いで特徴的なビールを造りつづけている人たちも、いるのです。
一般的なイメージの裏にあるなにかを、見つけていきたいものです。
ワタシもオトナになった、っつうコトでしょうか?
(M)