「全国の空き家が820万戸、総住宅戸数に占める割合が13.5%で過去最高にとなったことが7月29日、総務省の住宅・土地統計調査で明らかとなった。人口減少や高齢者の施設への入所などが空き家率を押し上げている。団塊の世代の高齢化が進めば、空き家の増加がさらに加速する見通しだ。」(2014年7月30日朝日新聞・田中聡子、武井宏之「全国の空き家率13.5%」より)
全国で少子高齢化が進み、各方面で問題が浮き彫りになっています。今回の調査結果は居住面からの警告です。
大牟田市では平成25(2013)年6月に大牟田市居住支援協議会(おおむた住みよかネット)が設立され、いろんな取り組みが進んでいます。空き家を居住用だけでなく地域の交流拠点(サロン、~~)に活用することなども目指しています。7月12日には改修のモデル事業が行われ、有明高専、大牟田市社会福祉協議会、地元の工務店が連携して改修工事を実施されました。福田しおり(有明高専建築科5年生)さんは「建築が再生され、新しい目的で生まれ変わるという現場に立ち会えて非常にうれしい。きちんと改修工事をして、立派に使われてほしい」と話されています。(2014年7月14日有明新報・小柳聡「空き家を交流の拠点へ 居住支援協議会 活用目指し改修工事」より)
うれしい~いいですね!若々しい気持ちがあふれています。若い建築家の育成にも役立つ取り組みですね。7月24日には「空き家活用 無料相談会」も開催されました。