福岡県は2002年より減農薬農産物を広げるため、農家への栽培技術指導や認証、生産管理の確認、消費者へのPRを行っています。その後なじみにくい、分かりにくいなどの不評を受け、本年7月、制度を大幅に見直し、制度名称を「ふくおかエコ農産物」に変え、認証マークも福岡県のマスコット「エコトン」を使った可愛いわかりやすいマークにしました。消費者により親しまれるエコ農産物での、生産・消費の伸びをめざします。小川県知事は「(制度を通じ)社会全体として減農薬・減化学肥料の農産物を食する方向に持ってゆきたい」と期待を込め話されています。(下:2014年8月19日朝日新聞・野口陽「『エコ農産物』新マークでPR」より)