最近は半月板損傷で膝が痛く、風邪気味で喉が痛く、週末は自宅で過ごす時間が長くなりました。おかげでブログをまとめて週末にて下原稿が作製できますし、作品の整理もはかどるのですが、ネットオークションにて骨董品を見る時間ができて、落札件数が多くなり、出費がかさむのが悩みの種です。
本日は田村耕一の作品です。田村耕一の壷と茶碗には思い出あります。預かった作品の壷を修理中に、なんらかの相手側のトラブルで途中で引き取ってしまい、修理できずに終わってしまったことです。修理を少しでもしていましたので、作品の特徴は飲み込めています。
灰釉壺 田村耕一作
田識箱 共布
胴径150*底径55*口径80*高さ175
小振りな壷に灰釉薬を掛け、両側の胴部分を白釉薬に浸けて文様を出した製作方法です。
田村耕一の孫にあたる田村田の鑑定箱入りです。真作ですが、オークションで見られた方は田村田氏の箱書を知らなかったのでしょうか? 私にとってお手ごろな値段で入手することが出来ました。
田村耕一はいろんな釉薬で作品を製作しています。無論鉄絵を中心とした陶芸家で高い評価を受けています。
どちらかいうと器用貧乏というかかえって損をしているような気がしますが、作品として品格があり、いい作品があります。
壷や花入は入手できましたが、まだ田村耕一氏の茶碗は手にしたことがありません。預かったことはありますが、手にとって使用したことがありませんので、茶碗としての評価は未知数です。
栃木県では浜田庄司についで二人目の人間国宝です。
田村耕一 :1918-1987 大正7年6月21日生まれ。富本憲吉に師事。昭和28年郷里の栃木県佐野に築窯,日本伝統工芸展などで活躍した。鉄絵の技法を基本にして独自の作風をきずき,イスタンブール国際陶芸展グランプリ(42年)など,国内外での受賞多数。51年母校東京芸大の教授。61年鉄絵で人間国宝。昭和62年1月3日死去。68歳。
本日は田村耕一の作品です。田村耕一の壷と茶碗には思い出あります。預かった作品の壷を修理中に、なんらかの相手側のトラブルで途中で引き取ってしまい、修理できずに終わってしまったことです。修理を少しでもしていましたので、作品の特徴は飲み込めています。
灰釉壺 田村耕一作
田識箱 共布
胴径150*底径55*口径80*高さ175
小振りな壷に灰釉薬を掛け、両側の胴部分を白釉薬に浸けて文様を出した製作方法です。
田村耕一の孫にあたる田村田の鑑定箱入りです。真作ですが、オークションで見られた方は田村田氏の箱書を知らなかったのでしょうか? 私にとってお手ごろな値段で入手することが出来ました。
田村耕一はいろんな釉薬で作品を製作しています。無論鉄絵を中心とした陶芸家で高い評価を受けています。
どちらかいうと器用貧乏というかかえって損をしているような気がしますが、作品として品格があり、いい作品があります。
壷や花入は入手できましたが、まだ田村耕一氏の茶碗は手にしたことがありません。預かったことはありますが、手にとって使用したことがありませんので、茶碗としての評価は未知数です。
栃木県では浜田庄司についで二人目の人間国宝です。
田村耕一 :1918-1987 大正7年6月21日生まれ。富本憲吉に師事。昭和28年郷里の栃木県佐野に築窯,日本伝統工芸展などで活躍した。鉄絵の技法を基本にして独自の作風をきずき,イスタンブール国際陶芸展グランプリ(42年)など,国内外での受賞多数。51年母校東京芸大の教授。61年鉄絵で人間国宝。昭和62年1月3日死去。68歳。