夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼 その30 三彩三星碁図角鉢 

2013-03-15 05:18:39 | 陶磁器
源内焼がこれで30作品目となりました。集め始めてまだ3年にもなりませんが、当初は非常に安く入手できたように思います。

源内焼 その30 三彩三星碁図角鉢 
合箱入 
縦262*横267*底縦165*底横162*高さ40




本作品は源内焼の参考文献に掲載はなく、わりと大きな作品であることから珍しい図柄の貴重な作品であると思われます。




四方の縁は篭目細工が表現され手の込んだ作りとなっています。囲碁のファンからも人気のある作品となろう。



残念ながら、下の部分に大きな入があり補修跡があります。共色で直してありますが、洗うと汚くなるので、金繕いで補修しなおしました。黄色だとほとんど目立ちません。




源内焼は本当になかなか骨董店で売っていません。大きな骨董市でも一つか二つ程度・・。程度の良いものはそうありません。大きなサイズはまずない。地図皿は売っているのを見たことがありません。いつかは欲しいものですが、高嶺の花・・。

着物の柄の部分まで型で表しているのにはただ感心するばかりです。



ただ個人蔵が多いのでいつかは市場に出る可能性が高いようです。

皿立てに嵌めてテレビの脇に飾って鑑賞中・・。

まだまだ源内焼の評価は低いと思っています。




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2 コメント

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Unknown (くらふと)
2013-03-15 06:10:01
木版では碁の図柄を見かけますが、陶器では始めてです。本当に珍しい。碁に関係のあるものを収集してる人にとっては、欲しい一品でしょう。
いつも感心しているのですが、骨董に限らず、趣味で収集することは、時間とお金とエネルギーがいりますね。好きなりゃこそでしょうか。
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時間とお金とエネルギー (夜噺骨董談義)
2013-03-15 08:26:21
収集するには時間とお金とエネルギーがいるという意見は否定はしません。ただ、根底は学ぶということが必要なようです。お金があればいくらでもいいものが買えるというのは眼が利くようになってからの段階の話で、基本は勉強です。欲しいという気持ちと財布の中身のバランス感覚も学習のうちですね。
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