夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

自作茶碗ー8 海鼠釉茶碗

2011-02-15 05:54:06 | 陶磁器
本作品はブログ登場が2回目です。
第1回第2回第3回第4回第5回第6回・・・自作の茶碗は第7回目となりました。

おっと、もう一回ありました。

お茶碗をたくさん作りましたが、結局、お茶碗となりきれず・・随分と壊したり、底にガラス屋さんに頼んで穴を空けて植木鉢にしたり(これが結構、高山植物などの好きな人に人気がありました)、あまり残っていないと思ったら結構残してありました。

このお茶碗は第6回にリンクしております。

閑話休題・・・自宅の水道管パンクの状況報告です。
凍結による2階の水道管がパンクし、階段から滝のように水が流れて水浸しになりましたが、友人たちの助けで何とかひと段落。

暖かくなったら直しましょうという友人からの助言により、今は乾かしている状態です。天井はぬれて補修が必要な部分はすべて撤去し、乾燥を速めるようにしています。友人たちに感謝・・。

写真を送ってきました・・・。

最近は除雪がたいへん・・屋根の雪下ろしが必要のないように瓦屋根で急勾配にしたのですが、落雪したものが道路やお隣、壁の周囲に積もり、たいへんな量になって排除しないといけないようです


そんな自宅のパンクしたトイレの近くの棚にあった自作の陶磁器のひとつである本作品を自宅から持ってきました。






海鼠釉薬というのを御存知でしょうか?

一言で海鼠釉と言ってもいろんな種類があるようですが、釉薬の名前をいろいろ知っている御仁は珍しいかと思います。私も目下勉強中です。

そうそう、先日の鑑定団に出た定窯の白磁茶碗・・かなり珍しいらしいです。再認識しました。毎日が新しい発見ばかりです。

不遜にもまたも箱を作って、箱書までしてしまいました。お茶碗の保護用のお布団は母が作ってくれたものです。

3連休には母と姉夫婦らと光が丘で中華料理を満喫


まだほかに残っているお茶碗も見てみようと思います・・・。戸棚の奥に仕舞ってある・・。駄目だと思ったお茶碗を捨て切れなかったようです。

生まれて初めて製作したお茶碗もありました。茶匠たちが自分で製作した下手なお茶碗に箱書して残しておく気持ちがわかったような気がします。

手轆轤(電動ではないという意味です)で、一つ一つじっくり、手づくねで作り上げ、
生乾き状態で削っていく・・そんな時は無心になれていいものです。
大げさでなく・・生きてきた証に箱に入れて残してみようかと・・・。


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2 コメント

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手づくね? (米吉)
2011-02-15 23:52:46
形を整えた後、削る?
それはつまり、自分のイメージする物よりやや大きめ、厚めのモノをこしらえて削る手順だとすると、まさに米吉の創作手順そのものです!
彫刻刀とヤスリ、サンドペーパーが欠かせません。
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創作 (夜噺骨董談義)
2011-02-16 00:33:48
ん~~、陶芸の削る作業と米吉さんの創作活動が同一??

そうかもしれませんが、陶芸のほうが自由度が高そうな気がします。
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