夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

銀河釉 菓子鉢 中尾哲彰作 その7&8

2018-08-23 00:01:00 | 陶磁器
本ブログで何度か作品を投稿してる中尾哲彰の作品ですが、中尾哲彰の作品は海外で高い評価を受け、遠州流からの支持を受けている陶芸家でもありますが、いまひとつ国内では人気が出ないようです。

作品がインターネットオークションに出品されているようですが、落札されることも少ないようです。当方は家内も好きな陶芸家ですので、気に入った作品は個展で購入したりしていましす。今回はネットオークションで入手しました。

下記の作品は2000円?で落札。菓子鉢が欲しかったので入手しました。

銀河釉 菓子鉢 中尾哲彰作 その7
共箱
口径208~212*高台径74*高さ61



この釉薬はおそらく他の陶工では成しえない発色でしょうね。



大きな花瓶などが欲しいのですが、さすがに高嶺の花です。



普段使いの作品は手頃な価格で販売されています。



最近は電気窯やガス窯の性能がよくなり、また釉薬の開発も進み、いろんな釉薬が出回っていますが、この手の発色は他の存在しません。



窯変天目のような作品もそのうち大量に出回るかもしれませんが、この発色はできるようになるのかな?



家内も同時期に下記に作品を入手しました。同じく菓子鉢です。

銀河釉 菓子鉢 中尾哲彰作 その8
共箱
幅213*奥行191*高台径77*高さ74



こちらは形がユニークです。



高台の造りはほぼ同等・・。



釉薬の発色も似通っています。



この発色はどうやって出すのか不思議です。



当然ながら共箱があります。



ついでに今までの作品を整理してみました。

その1
銀河釉茶碗
共箱



その2
銀河釉 歴史の深層 中尾哲彰作 
共箱
口径65*胴径210*高台径60*高さ143



その3
(冬)銀河天目茶碗 
共箱 
口径123*高台径40*高さ60



その4
銀河釉掛合茶碗
共箱 
口径125*高台径53*高さ78



その5
夏銀河 錐形瓶 
共箱
口径15*最大胴径150*高台径57*高さ220



その6
銀河釉 茶碗 
銘「繁栄」 共箱 共布
口径144*高台径52*高さ85



中尾哲彰に作品に興味のある方は入手してみたらいかがでしょうか?



「なんでも鑑定団」に出品された窯変天目茶碗が世を騒がせましたが、窯変天目だけが釉薬の変幻ではありませんね。



陶磁器の釉薬はマクロで見るより、ミクロで見る方が神秘的ですね。




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