夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

福田豊四郎 6作品入手 その3 マカッサル海浜 福田豊四郎筆

2020-08-10 00:01:00 | 日本画
家内のお茶のお稽古に同行した息子、本日は浴衣でお出かけのようです。



なにごとも経験・・・。



夏季休暇中は帰省を中止したのでブログは続行します。

もはやおおどころの作品整理は完了してきたので、たいした作品は紹介できませんが、再整理した作品などが今後は中心になるでしょう。ま~、たいした記事ではなく、見られたり読まれたしする方もおそらく愛好家が多く、多くの方が閲覧している様子がないので今後も気軽に投稿します。当方としては意外に日毎に読まれている人気記事?が違うのが面白いですね、

さて本日は福田豊四郎の作品を6作品入手した中で、スケッチの作品の紹介です。

マカッサル海浜 福田豊四郎筆
紙本水彩額装 プレート付 昭和31年頃
F6号 額サイズ:縦450*横570 画サイズ:縦290*横400



マカッサル(インドネシア語: Kota Makassar)はインドネシアの都市。旧名はウジュン・パンダン(Ujung Pandang)。スラウェシ島の南部に位置し、南スラウェシ州の州都です。



第二次世界大戦では、マカッサルはM. Vooren大佐率いる王立オランダ領東インド軍約1000人が防衛し、彼は海岸は守り切れないので、内陸でゲリラ戦を選択しました。



1942年(昭和17年)2月9日、日本軍がマカッサル近くに上陸し、オランダ軍は撤退しましたが、すぐに捕捉され日本軍の捕虜になっています。



本作品は福田豊四郎が昭和17年4月から約5カ月間東南に陸軍従軍画家として同行した際に描いたスケッチと思われ、昭和17年8月16日に描いたものでしょう。

 

このプレートのある作品は特定の画廊で付けた作品群のように思われます。主にスケッチが多いようです。本ブログでも何点か紹介されています。



本作品と同時期に描かれたと思われる作品には下記の作品があります。

南方美人図 素描 福田豊四郎筆
紙本水彩額装 プレート付 昭和31年頃
4号 額サイズ:縦530*横410 画サイズ:縦340*横230



本作品と同じく昭和17年4月から約5カ月間東南に陸軍従軍画家として同行した際に描いたスケッチと思われます。


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