宋代といわれるものを幾つか投稿しました。たとえば、定窯の鉢、耀州窯の茶碗、梅瓶などです。
本作品は、戸棚の奥に眠っていたものですが、優雅さを備え、その器の造形の薄さには驚きです。
影青刻花碗(宋時代)
口径182*高さ67
影青刻花とは青白磁に刻花したものを影青(いんちん)と呼び、刻まれた筋に釉薬がたまり、そこだけ少し色が濃くなり、なんとも静謐にして艶かしい様相となります。その文様が花の文様となり珍重されています。
鑑定団では300万・・これはちと大げさ。
本作は内部がかせており、時代を感じさせます。全体に非常に薄作りで,品格があり、文様は不明ですが味があります。子の薄さは尋常ではなく、何かに少しでもぶつけたなら、砕け散りそうな気配です。
わずかに湾曲した器の形に茶味があるようにさえ見えます。
大きさは茶碗には大きすぎるが使えないことはないですが、高台が持ちづらい。
口に小さな欠けあり金繕いしてあります。
この持ちづらい高台がポイントで、高台を低く作り、円筒形の台を当てて焼いているため、褐色に台の跡が残っています。この有無が真贋鑑定のポイントの一つです。
下記の写真の証明書?? 「日本文化資料センター」・・聞いたことがない??・・なんか怪しい(笑)
本作品は、戸棚の奥に眠っていたものですが、優雅さを備え、その器の造形の薄さには驚きです。
影青刻花碗(宋時代)
口径182*高さ67
影青刻花とは青白磁に刻花したものを影青(いんちん)と呼び、刻まれた筋に釉薬がたまり、そこだけ少し色が濃くなり、なんとも静謐にして艶かしい様相となります。その文様が花の文様となり珍重されています。
鑑定団では300万・・これはちと大げさ。
本作は内部がかせており、時代を感じさせます。全体に非常に薄作りで,品格があり、文様は不明ですが味があります。子の薄さは尋常ではなく、何かに少しでもぶつけたなら、砕け散りそうな気配です。
わずかに湾曲した器の形に茶味があるようにさえ見えます。
大きさは茶碗には大きすぎるが使えないことはないですが、高台が持ちづらい。
口に小さな欠けあり金繕いしてあります。
この持ちづらい高台がポイントで、高台を低く作り、円筒形の台を当てて焼いているため、褐色に台の跡が残っています。この有無が真贋鑑定のポイントの一つです。
下記の写真の証明書?? 「日本文化資料センター」・・聞いたことがない??・・なんか怪しい(笑)