夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

伝五彩(天啓赤絵)花鳥文輪花皿

2013-09-23 05:08:06 | 陶磁器
ネットオークションの作品はやたらに贋作が多いものです。その中から本物を探りあてるのは経験と知識が必要ですが、もう少しネットオークション主催側でもきちんとすべきでしょう。

複数のIDで値段をつり上げると言う行為もありますので、大きな金額の買い物は差し控えたほうがいいでしょう。

ネットオークションでの骨董蒐集においては、気に入った作品は投資の対象でなく、普段飾ったり、使用したりするものと割り切ることです。

先日投稿した作品は昨日のドライカレーの器となりました。



食べていくうちに絵柄が現れてきて、料理と相まって楽しいものです。



古伊万里であろうと、古九谷であろうと使わない器は所蔵していてもなんら愉しみのないものです。


本日は普段使いの色絵、知らない分野への下調べとして落札した作品です。

伝五彩(天啓赤絵)花鳥文輪花皿
(明末期時代、AD1621~1661) 合箱
径156*高台径84*高さ30



『俗に「天啓(1621~1627)赤絵」と言われている、明末清初の民窯五彩皿で、朱・緑・黄・青など色が使われてい作品です。』との説明でしたが、真偽のほどは不明です。




高台は、当時の通例の如く、細砂の付着した砂高台で高台内には「飛び鉋」の跡が見られ、口縁は輪花の形で茶色の口紅が施されている。



高台周りには砂付が見られます。



形は輪花です。



はてさて本当に天啓赤絵かどうか・・。



いずれにしろ普段使い。



出来ればペアで揃えたいものですが、なんとく揃いそうな気がします。


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