先日訪ねた「東京大学 大学院理学系研究科 附属植物園 日光分園(日光植物園)」(長! 笑)♪
そこにはその名の通り、研究のための植物が植わっていて、全てが野生の植物なんだとか♪
そこで大変興味深いお話を伺いました♪
まず、「ここの植物園には赤い花の植物はありません」とのこと♪
なぜなら、野生の花の色は・・・
本来「白」か「黄色」か「紫色」ぐらいしかないんですって♪
それは、花粉を運んでくれる虫たちの識別できる色が「白」や「黄色」や「紫」で・・・
「赤」という色は識別することはできないから。
でも、お花屋さんへ行くと、「赤」を始めとして様々な色や、そして華やかな花がたっくさ~ん!
あれらは全て・・・人間が作りだしたもの♪
人間の探究心って・・・ほんと!凄いですね♪
さてさてところが・・・
木の実って「赤系」が多いですよね?
もともと木の実って、鳥に食べてもらって「種」を「糞」と一緒にあちらこちらに落としてもらい・・・
それで、子孫を残す手段をとっている♪
と言うことは・・・
鳥は虫とは違い、「赤」を識別する能力を持っているんですって♪
そしてさてさて・・・♪
ここからが昨日の続きになります♪
「トウガラシ」って赤いですよね?
あれも、鳥たちに食べてもらって「種」をあちらこちらに運んでほしいから♪
けれどもメチャクチャ辛い!
それは、鳥以外の生物には食べられたくないための防衛手段♪
そして面白いことに、鳥はあの辛さを感じないんですって!
人間も凄いけれど・・・何といっても自然って凄い!って思いませんか?
そうそう!
昨日の「万願寺とうがらし」や「ししとう」など・・・
辛くない「トウガラシ」系は人間が生み出したものなんだとか♪
なので、生育環境が厳しくなったりすると・・・野生の部分(辛さ)が出てしまうようですね♪
やっぱり・・自然にはかないません♪
人間はもっともっと謙虚にならなくっちゃね♪
で、これは生の「トウガラシ」♪
あまりにも鮮やかな「赤」で美しいので玄関に飾っています♪
そして、自然乾燥した今・・・
時々、お料理に役立てています♪
でも私って・・・「トウガラシ」にとっては食べられたくない存在のもの♪(笑)
なので、有難くいただかなくっちゃね♪