peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市江刺区「館山史跡公園」のクズ(葛) 2017年8月27日(日)

2017年08月28日 | 植物図鑑

2017年8月27日(日)、奥州市江刺区「館山史跡公園」に行きました。「虹の橋」の近くにある駐車

場(トイレ兼休憩所付属)に車を駐めて、付近を散策しました。立木に絡まって繁茂しているクズ(葛)

が、紅紫色の蝶形花を沢山咲かせていました。 

 

クズ(葛)マメ科 クズ属 Pueraria lobata

山野に普通に見られるつる性の多年草。「秋の七草」の一つ。太くて大きな

から葛粉をつくる。クズの名は奈良県の葛粉の産地・国栖(くす)に由来する

といわれる。長さ10m以上になることもある。3出複葉互生する。

小葉は長さ10~15㎝の円形~楕円形で、裏面は白っぽい。7~9月、長さ約2㎝

紅紫色の蝶形花が多数咲く。豆果は線形で長さ5~10㎝、褐色の剛毛が密生

する。生薬の葛根(かっこん)で、解熱剤などに使われる。分布:北海道

~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


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