2012年3月17日(土)、一関市千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「春の雪割草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア・ホール(一関市千厩町千厩字東小田)で開催されたので観に行ってきました。会場には雪割草をはじめ、福寿草、クリスマスローズ、翁草、万両など120点ほどが展示されていましたが、3分の2ほどが雪割草でした。
それらの中に1鉢だけでしたが、真っ赤に熟した果実をつけたヤブコウジ(藪柑子)/ジュウリョウ(十両)とシクラメンなどが寄せ植えされたものがありました。
ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 Ardisia japonica
特徴:丘陵地や林内に生える常緑小低木。高さ10~30㎝でときに分枝する。長楕円形の葉は深緑色で光沢があり、縁に鋸歯を持つ。花は淡紅色か白色で下垂する。果実は球形で赤く熟す。花期:7~8月。分布:日本各地。
また白実のシロミヤブコウジもある。さらに正月頃に赤い実が縁起物として楽しまれている古典植物の紫金牛(こうじ)は、ヤブコウジの葉変わり品で、様々な選抜種が園芸品として広く出回っている。
栽培:通年、風通しの良い半日陰か日陰で管理する。過湿は禁物で、常時湿り気を帯びる状態では根腐れを起こす。肥料は置き肥を与える。実を付けるには、自家受粉しづらいので数株あると良い。赤玉土・鹿沼土を混合した用土で水はけ良く植え付ける。増殖は株分け、実生、挿し芽、接ぎ木による。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%96%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%B8 [ヤブコウジ(Wikipedia)]
http://yasashi.info/ya_00005.htm [ヤブコウジとは:ヤサシイエンゲイ]
http://www.azami.sakura.ne.jp/hana/f3/yabukouji.htm [ヤブコウジ(十両)]
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=937 [ヤブコウジの育て方(みんなの趣味の園芸)]
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