2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。
「花の館温室」の「亜熱帯温室」エリアに植栽されているアカリファ・ウイルケシアナ ’ゴッドセフィアナ’
という名の樹木が、黄白色の覆輪が入った、綺麗な葉を茂らせていました。 2010年12月17日に撮ったものも
加えております。
トウダイグサ科 アカリファ(エノキグサ)属 Acalypha :熱帯から温帯に約430種ある多年草
または小低木だが、一年草や高木もある。葉は互生で、卵円形が多く、赤、黄色などの模様のある種を
主として観賞する。花は小型で花弁がなく、雄花が集まって穂状花序をなし、雌花はその基部につく。
この代表的なものに「ベニヒモノキ(紅紐の木)」という和名があるヒスピダ A.hispidaやレプタンス A.reptansがある。
アカリファ・ウィルクシアナ ’ゴッドセフィアナ’ Acalypha wilksiana cv.'Godseffiana
アカリファ・ウィルクシアナア Acalypha wilksianaは低木で、楕円形の大きな葉は赤銅色を帯びる。非常に変異が多く、代表的なものには園芸品種名がつけられている。
’ホフマニー’cv.Hoffmaniiは、葉が強く捩じれ淡黄色の斑が大きく入る。’ゴッドセフィアナ’cv.God
- seffianaは、葉がやや捩じれ黄白色の覆輪が入る。「キフクリンアカリファ」の和名がある。
管理:夏の高温に強く、直射光線下で益々色が冴えるので、夏花壇にも利用できる。(以下略)
(上の中)アカリファ・ウィルクシアナ ’ゴッドセフィアナ’(黄覆輪キフクリン・アカリファ)Acalypha wilksiana cv.Gdseffiana
アカリファ・ウイルケシアナ トウダイグサ科 アカリファ属 Acalypha wilkesiana:原生地:
太平洋諸島(東南アジア熱帯雨林気候区)。性状:高さ4.5mぐらいになる低木。雌雄同株である。葉の長さ10~20㎝ぐらい。葉縁に鋸歯があり、青銅緑色の地に種々の色の斑が入る。備考:本種には
数多くの園芸種がある。
(下)アカリファ・ウイルケシアナ'ホフマンニー’ トウダイグサ科 アカリファ属 Acalypha wilkesiana cv.'Hoffmanii'
性状:前種の園芸種。葉は緑色地で乳白色の縁取りが美しい。
[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]
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