peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のマユミ(真弓)の赤い実  2011年10月30日(日)

2011年10月31日 | 植物図鑑

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2011年10月30日(日)、一関市東山町長坂字久保の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地の広い道路沿いにある民家の角に植えられているマユミ(真弓)が、沢山つけた淡紅色に熟した四角形の果実から赤い皮に包まれた種子が顔を出していました。

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マユミ(真弓) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus sieboldianus

昔、この材で弓をつくったのでこの名がある。材は白く、緻密で狂いが少ない。山野に生える落葉低木~高木。高さは普通3~5m、大きいものは15mに達する。樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。若枝は緑色で白い筋のあるものが多い。葉は長さ5~15㎝の楕円形または倒卵状楕円形で先は鋭く尖り、縁には細かい鋸歯がある。裏面は淡緑色で、脈が目立つ。

5~6月、前年枝の基部から長さ3~6㎝の柄のある集散花序を出し、直径約8~10㎜の淡緑色の花を疎らに開く。雌雄別株。花弁と萼片は4個。雄しべは4個あり、雄花では花糸が長く、雌花では短い。葯は黒紫色~暗紫色。

蒴果は長さ、幅とも8~10㎜の四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。マユミの実はかなり遅くまで残り、冬枯れの山でよく目立つ。特に、雪をかぶった赤い実は風情がある。弓をつくるのに使われたように、枝はよくしなう。

葉が両面とも無毛のものをカンサイマユミ、裏面の脈上に毛状突起や毛があるものをカントウマユミ(ユモトマユミ)として区別することもある。用途:庭木、公園樹、盆栽、小箱、玩具、櫛。分布:北海道、本州、四国、九州(屋久島まで)、南千島、サハリン、朝鮮南部、中国。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A6%E3%83%9F [マユミ(Wikipedia)]

http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/K_nisikigi/mayumi/mayumi.htm [ニシキギ科マユミ属マユミ(別名:ユミノキ)]

http://www.geocities.jp/kamosuzu/mayumi.html [マユミ(檀・真弓)]

http://www.hana300.com/mayumi.html [真弓(まゆみ)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_417.htm [四季の山野草:マユミ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/mayumi.html [マユミ(檀)]

http://yasashi.info/ma_00009.htm [マユミとは:ヤサシイエンゲイ]


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