2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に桜でまり(斑入り葉コデマリ)がありました。未だ一輪も咲いていませんでしたが、ピンクがかった蕾がびっしりとついていました。花は白色です。
桜でまり(斑入りコデマリ) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea×vanhouttei 'Pink Ice'
英名:Van Houtte spirea。流通名:桜でまり、斑入りコデマリ、コデマリ・ピンクアイス。
中国原産の落葉小低木であるコデマリS.cantoniensisとミツデイワガサS.trilobataの種間交雑で育成されたヴァンホーティ種の’ピンクアイス’という園芸品種。葉に微細な黄白色の散り斑が多数入って、たいへん優美なコデマリの仲間。樹高は1~2mになる。下垂性。各花は連続して咲き、株全体が花で覆われるようになるので、たいへんに美しい。花は白色だが、蕾はほのかにピンクがかって美しい。「桜でまり」あるいは「斑入りコデマリ」の名で流通している。
ヴァンホーティ種は性質が強健で、コデマリ(小手毬)のような白花が多数咲いて美しいので、欧州では広く植栽されている。繁殖は挿し木。
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/kodemari-huiri0.htm [スピラエア・ヴァンホーティ’ピンクアイス’]
http://ylr.cocolog-nifty.com/ylr/2007/04/post_512b.html [斑入りのコデマリ「桜でまり」:八木軽便鉄道・社長室]
http://item.rakuten.co.jp/kadanya/10001878/ [楽天市場:コデマリ斑入り葉(桜でまり):産直花だん屋]
http://yaekoknitlife.cocolog-nifty.com/blog2/2009/03/post-72d5.html [桜でまり:yae*ふぉとだいありー]
http://tomochi112.exblog.jp/14317594/ [気ままな日記:桜でまり]
http://www.itokoi-garden.com/SHOP/279.html [春の足音を感じて♪美しい斑入り葉が素敵です。:寄せ植えやハンギングにおすすめ]
http://greenhome.exblog.jp/10210678/ [momogreen:斑入りコデマリ(桜でまり)と木立性クレマチス]
バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどに約80種の落葉低木が分布する。
コデマリ(小手毬) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea cantoniensis
中国原産の耐寒性落葉小低木で、庭や公園によく植えられている。別名:スズカケ(鈴掛)。茎は叢生して高さ1.5~2mになり、先はしばしば垂れ下がる。葉は互生し、長さ2.5~4㎝の菱形状披針形または菱形状長楕円形で、両面とも無毛。裏面は粉白色を帯びる。4~5月、本年枝の先の散房花序に直径7~10㎝の白い花を20個ほど開く。花序は直径2.5~3㎝のまり(毬)のような球形で、枝の上に並んでつく。花弁は5個で平開する。果実は袋果になる。用途:庭木、公園樹、花材。栽培:繁殖は実生、挿し木。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&Webサイトより]
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