2020年8月30日(日)、一関市厳美町の国道342号線(厳美街道)沿い(一関市博物館の近く)にある民家の前庭に植栽されているカヤ(茅)が、花穂(ススキ=芒)を沢山出していました。
ススキ(薄/芒)は、「秋の七草」の一つで、乾燥した野原に生えます。ただ、現在では広いススキ草原はほとんど見ることができなくなりました。私が子どもの頃(70年も前のことですが、)は、未だ茅葺屋根の家がたくさん残っていた時代でしたので、そのための茅場が沢山手入れされていました。茅を毎年刈り取っておいて次の屋根替えに備えていたのです。勿論、早く使用する家と数年後の家とでお互いに融通しあっていたようですが…。
ススキ(薄/芒)で思い出すのは、「中秋の名月」ごろ、毎年ススキやワレモコウなどを採りに行かされたことです。純農村地区に居住していたので、100mも行けば手に入れることができたのですが、やはり良い素材を手に入れたくて歩き回ったものです。母が里芋の大きな葉に里芋やサツマイモ、枝豆、栗など秋の収穫物とダンゴを載せて、名月に向けて飾っていました。どういうわけか、我が家ではその日の中にダンゴをご馳走になり、ほかの物は直ぐ片付けられていました。https://oggi.jp/6255384
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