peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市花泉町「ぼたん園」の牡丹・扶桑司(ふそうつかさ) 2012年5月29日(火)

2012年06月01日 | 植物図鑑

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2012年5月29日(火)、一関市花泉町の「花と泉の公園」の「ぼたん園」(一関市花泉町老松字下宮沢)に行ってきました。出入口から250mほど奥にある「日本ぼたん協会指定見本園」には、300種1500本の牡丹が植栽展示されているというので観てきました。

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(下5つ)この見本園には様々な品種のボタンが植栽展示されていましたが、園芸品種と思われる扶桑司(ふそうつかさ) という名の牡丹が、真っ白い花を沢山咲かせていました。

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ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa

ボタンは中国原産の落葉低木で、古い時代に日本に渡ってきた。はじめは薬用として栽培されていたが、6~7世紀頃から園芸品種がつくられるようになった。日本へは天平時代(729~749年)に渡来したといわれ、江戸時代には既に160種以上の品種が知られていた。現在栽培されているのは30~40種。台湾の国花。

茎は直立し株立ちとなり、高さ1.5~2mになる。別名:フカミグサ(深見草)。葉は有柄で、互生、2回羽状または2回3出羽状複葉で臭気がある。小葉は長さ4~10㎝の卵形~卵状披針形で、普通先端が2~3裂し、裂片の先は尖る。裏面は白っぽい。全縁、無毛である。

5月頃、今年伸びた枝の先端に大きな一花をつける。花径は品種によって異なるが、直径20~30㎝の大輪もある。花の色は白、紫、紅色、淡紅色、黄色などいろいろある。花弁は一重咲き、八重咲き、8個~多数あり、倒卵形で先は不規則に切れ込む。萼片は5個で先端に小突起がある。雄しべは多数あり、葯は黄色で線形。雌しべは2~5個で、基部を袋状になった花盤が取り囲む。果実は袋果で熟すと縦に裂ける。種子は黒色で多数。根の皮は牡丹皮(ぼたんび)と呼ばれ、鎮痛、解熱、消炎などに用いられる。

園芸品種’花王’cv.Kaou、’花競’cv.Hanakisoi、’奇縁’cv.Kien、’金帝’cv.Kintei、’黒光司’cv.Kokukoushi、’日照’、’連鶴’cv.Renkaku、’麟鳳’cv.Rinpou、’島大臣’cv.Shimadaijin、’太陽’cv.Taiyou、’玉緑’cv.Tamamidori、’八千代椿’cv.Yachiyotsubaki、’八重桜’cv.Yaezakuraなどがある。

用途:庭木、鉢植え、花材。栽培:繁殖は接木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」ほかより]

http://titan28.exblog.jp/10902112 [Titan's Garden :牡丹]

http://homepage2.nifty.com/tatehome/photoPage/paeoniaFusoutukasa.html [ 扶桑司(牡丹):竪琴の弾けない吟遊詩人の写真展示]

http://www.amazon.co.jp/%E7%89%A1%E4%B8%B9%EF%BC%88%E3%81%BC%E3%81%9F%E3%82%93%EF%BC%89%EF%BC%9A%E6%89%B6%E6%A1%91%E5%8F%B8%EF%BC%88%E3%81%B5%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%95%EF%BC%892%E5%B9%B4%E7%94%9F%E8%8B%975%E5%8F%B7%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88-%E7%99%BD%E7%B3%BB/dp/B001IT3ACW [牡丹(ぼたん):扶桑司(ふそうつかさ)白系]

http://www.nippon-botan.jp/guide/index.html [日本ぼたん協会:ぼたん図誌:白]


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