2012年12月9日(日)、一関地方は昨日の朝から雨が降っていましたが、お昼頃から雪に変わりました。夕方まで降り続いた後、一旦止んだようでしたが、今朝の9時頃には20㎝ほども積って、「山も野原も綿帽子被り、枯れ木残らず花が咲」いた状態になりました。
一関市東山町長坂字久保&柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地を散策して様々な樹木の「雪の花」を写してみました。白い雪をかぶった真っ赤なナンテン(南天)の実が目立っていました。
(下8つ)2012年12月10日(月)撮影。
ナンテン(南天) メギ科 ナンテン属 Nandina domestica
暖地の山地に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。茎は叢生し、高さ約2mになる常緑低木。材は黄色。葉は3回3出奇数羽状複葉で、茎の先に集まって互生する。小葉は長さ3~8㎝の広披針形で革質。表面はやや光沢があり、先は鋭く尖る。5~6月、茎の先に大形の円錐花序を出し、長さ6㎜ほどの白い花を多数つける。花弁は6枚。雄しべは6個で葯は黄色。雌しべは1個。萼片は多数が重なりあい、内側のものほど大きい。果実は直径6~7㎜の球形で、11~12月に赤く熟し、咳止めの薬として利用される。用途:庭木、花材、床柱。分布:本州(茨城県以西)、四国、九州、中国、インド。
ナンテンの園芸種:シロミナンテン(白実南天)cv.Leucocarpa果実が白色~淡黄色の品種。葉は紅葉しない。シナナンテン(支那南天)cv.Parvifolia高さは1.5~2m。小葉はナンテンよりやや小形で丸みがある。果実は赤く熟し、ほとんど垂れ下がらない。葉が小さくて上品なので、特に花材として人気がある。そのほか、果実が紫色のミナンテンcv.Porphyrocarpaや橙色に熟すウルミナンテンcv.Aurantiacaなど、多くの園芸種がある。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」ほかより]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41400742&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目立沢のナンテン(南天)の赤い実]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32988262&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広一丁目のナンテン(南天)&シロミナンテン(白実南天)]
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