2016年10月2日(日)、一関市狐禅寺にある岩手県立磐井/南光病院にマイカーで行きました。病院の東側の坂を下りて広い道路を歩いていたらいる栽培されているタラノキ(楤木)が、黒く熟した果実を沢山付けていました。
タラノキ(楤木)ウコギ科 タラノキ属 Aralia elata
日当りの良い山野に普通に生える落葉低木。若芽はいわゆる「タラの芽」で人気のある山菜のひとつ。天ぷらにすると美味しい。また樹皮は糖尿病の予防になる。高さは3~5mになり、枝や葉には鋭い刺が多い。葉は長さ約1mの大形の奇数2回羽状複葉で、枝先に互生する。小葉は卵形または楕円形で長さ5~12㎝。裏面は白っぽく、両面とも毛がある。8~9月、茎の先に黄白色の小さな花が球状に集まった花序を多数つける。花序や花柄には褐色の縮れた毛が多い。果実は秋に黒く熟す。
変種のメダラvar.subinermisは全体に大形で、刺が少なく、葉の裏に淡褐色の縮れた毛が多い。中間型もある。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
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