peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市江刺のリュウキュウツツジ(琉球躑躅)2018年5月27日(日)

2018年05月31日 | 植物図鑑

2018年5月27日(日)、えさし郷土文化館の「平成30年度・館長ツキイチ講座’安倍氏・清原氏・奥州藤原氏を考える」(第2回)を受講する為に奥州市江刺岩谷堂に出かけました。

 この日は、妻が是非訪ねたいという多聞寺を1番先に訪ねました。妻が知人に聞いていた「明治記念館の裏側」という所在地を目指します。妻が明治記念館に立ち寄って場所を聴いてくることになりました。

 直ぐに戻ると思って車で待っていたのですが、中々戻って来ないので訝しく思っていたのですが、結局「明治記念館」を見学することになりました。その上、管理人の勧めるままに、私は急勾配の階段を上って4階まで登ってしまいました。管理人の言う通り、四方の眺めは中々良かったです。

次に「岩谷堂山・多聞寺」を訪ねました。その後、久しぶりに「館山史跡公園」を散策しました。トイレ兼休憩所の傍に植栽されているリュウキュウツツジ(琉球躑躅)と思われる植物が、白くて大きな花を沢山咲かせていました。下から眺めると空中に架かっているかのように見える「夢乃橋」にも行ってみました。下界の眺めが素晴らしかったです。 

(上)館山史跡公園のトイレ兼休憩所

(上と下 つ)トイレ兼休憩所の傍にある「夢乃橋」:眺めが素晴らしいです。

(下2つ)「夢乃橋」から眺めた下界:歴史公園えさし藤原の郷えさし郷土文化館が見えます。

(下2つ)「夢乃橋」から観た重染寺橋中の橋、人首川(ひとかべがわ)、江刺の中心街

 

 リュウキュウツツジ(琉球躑躅)ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron×macronatum

特徴:庭に植えられている高さ1~2m半落葉低木。茎は下部からよく枝分かれして全体が円形状になる。若い枝には褐色の毛や腺毛がある。は短い柄があり互生し、多くは小枝の先に輪生状に集まって付く。葉身は披針形または倒披針形で、両面に褐色の毛がある。5~6月、枝の先に2~3個付く。花冠白色で広い漏斗形をなし、上面に緑色の斑点があり、径3.5~5㎝。

分布:古くから栽培されている園芸品種だが、起源は不明で、岡山県以西に分布するキシツツジを親として作られた品種だろうといわれている。岩手県でも各地の庭に植えられている。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」より]

シロリュウキュウ(白琉球)ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron mucronatum

常緑低木。キシツツジとモチツツジの雑種といわれる。白色で一重の大輪。上弁に淡黄色のぼかしが入る。耐寒性があり、北海道でも戸外で越冬する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] 



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