2009年12月24日(木)、一関市立東山文化交流センター(東山町長坂字町)のすぐ裏側(西側)にある佐藤歯科医院の玄関脇に植えられているウチワサボテン(団扇仙人掌)が花を沢山咲かせていました。品種がいろいろあり、何という名前かわかりません。
<stろんg> サボテン科:ウチワサボテン類(亜科)Opuntioideae:南北アメリカ大陸の広範囲に分布する。生長の初期に細い多肉質 棒状の葉を生じるが早期に脱落する。茎は多肉質で扁平楕円状のものが多いが、棒状や球状のものもある。芒刺(ぼうし)があり、簡単に抜け落ちる。
ウチワサボテン(オプンチア)属 Opuntia:ウチワサボテン亜科。カナダのブリティッシュ・コロンビア州から南アメリカのマゼラン海峡までに250種ほど分布する。生育の初期に葉を生じること、刺座に抜けやすい芒刺を多数もつ特徴がある。茎幹や枝は扁平、円柱状または球形の茎節からなる。花は黄、桃、赤色で、径1.5~8㎝と小輪から大輪まである。
オプンチア Opuntia spp.:マクロリザ O.macrorhizaはミズーリからテキサス州に分布する小型種で、花は黄色。バシラリス O.basilarisは合衆国南部からメキシコに分布し、よく分枝し群生する。花は紅紫色。オオガタホウケン(大型宝剣) O.maximaは栽培種で、多肉質の茎節はサボテンステーキなどとして食用にされる。キンブセン(金武扇)O.tunaは西インド諸島原産で、低く群生する。タンシウチワ(単刺団扇) O.vulgarisはブラジルからアルゼンチンに分布する大型種で、耐寒性が強く、暖地では高さ3~4mの木になり、果実は食用になる。キンエボシ(金烏帽子) O.microdasysはメキシコ高地原産の小型種で、耐寒性が強く、群生する。金色の芒刺(ぼうし)が密生し、触ると抜けて刺さり始末が悪い。家畜飼料用にバーバンク BurbankL.が改良した刺のない品種もある。その他、フィカス・インディカ O.ficus-indica、ミカガミ(御鏡) O.robustaなどがある。
栽培:多くは戸外で育ち、カイガラムシがつきやすい。大型種は耐寒性が強いものがあり、排水性の良い所では戸外でも栽培される。繁殖は挿し木と実生。花期:4~7月。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&「観葉植物」より]
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