2012年10月20日(土)、一関市東山町長坂字町の住宅街の道路沿いにある加美山記念館・東山ライオンズ会館」と書かれた建物に隣接した畑(花檀)に植えられているダリアが、花を沢山咲かせていました。花形や花色の異なる数種類の品種がありました。
(上と下2つ)「ポンポン咲き」と呼ばれている品種。花色は沢山あるようです。
キク科 ダリア属 Dahlia :メキシコ及び中央アメリカの山地に30数種が分布する多年草。地下部に塊根があり、草丈が数mに達する種もある。
ダリア キク科 ダリア属 Dahlia hybrida
別名:テンジクボタン(天竺牡丹)。メキシコから南アメリカの高原を原産地とする多年草で、同属のピナータD.pinnataほかの3種間で交雑され、花形、花色、草形など、きわめて多種多様な園芸品種がつくられた。イモ状の根に栄養分を蓄えて冬を越す。草姿は20㎝の矮性種から1.8mの高性種まである。茎は太く中空で、葉は1~2回羽状複葉。
花期は7~10月。頭花は直径4~30㎝ほどまで。花形、花色ともにバラエティに富んでおり、花色は青を除くほぼすべての色がある。花形は一重、八重咲きで、小形のポンポン咲きや舌状花が波状になったデコラ咲き、舌状花が丸まったカクタス咲き、ピオニー咲きなど多くのタイプがある。茎や葉の汁には独特の匂いがある。
鉢物用、花壇用が主で、花姿が良く水揚げのよい切花用品種は少ない。品種には’月の虹’cv.Tsukinoniji(シングル咲き)、’カイゼル・ボルザ’cv.Kaiser Bolza(アネモネ咲き)、’蝶’cv.Chou(コラレット咲き)、’残雪’cv.Zansetsu(デコラティブ咲き)、’マーティンス・レッド’cv.Martin's Red(ポンポン咲き)などがある。
栽培:茎の一部をつけ、塊根を分球し、春に定植、夏から秋に開花。春播きして夏に開花する品種もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます