東山植物友の会のレブンアツモリソウ(礼文敦盛草)
2007年5月12日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/34/74bc5fd8223447e00c35e5fe7601ab6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ad/e1b02da6a069021dc4ca66dac611efa7.jpg)
2007年5/12(土)、一関市東山町松川の松川公民館で開催中の
東山植物友の会(鈴木四郎会長)の山野草展を見に行ってきまし
た。「キバナアツモリ」と書かれた植物が展示されていました。
かなり濃い黄色の花をつけていましたので、もしかしてこういう
名の植物もあるのではないかと思って、「キバナアツモリ」でイ
ンターネット検索をしましたが、「キバナノアツモリソウ(黄花
の敦盛草)」しか出てきませんでした。
しかし、この植物は緑黄褐色の花をつけるので、これではない
ようです。
やはり「レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)」ではないかと思い
ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c3/4ccf27c367b2abce1d376f9fc1d11eaf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ab/0f8cfa309ee4d3542da02108360f2bf2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4c/43fac628ff898813d16deb78c59ff32d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7f/3eda9c79c9b4fb7f6387835cb73ed376.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/83/8df6b8be2f3319b4558b88747b6aec93.jpg)
レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)ラン科 アツモリソウ属
Cypripedium macranthum var.rebunense
北海道の礼文島(礼文島)にのみ自生する野生のランで、
アツモリソウの変種。礼文島の海岸のやや湿った草地に生
え、草丈は25~40cm程度。
花の色は淡黄色・クリーム色で、5~6月に開花する。側弁花
は広卵円形で先が短く尖り、長さ3.5~5cmの袋状の唇弁を
抱きかかえるような姿が目立つ。
かつて島内各地で咲き乱れていたが、礼文島の大部分を
焼く大きな山火事が起き、木々に埋もれるように咲いて
いた花が人目に露出したため、盗掘に遭って数は激減し、
現在では北鉄府地区の保護区「レブンアツモリソウ群生地」
以外はほとんど見られないという。
1994年に「特定国内希少動植物種」に指定されており、
現在では許可なく採集・販売などはできない。しかし園芸
的に人気のある種類だけに、複数の民間業者が国の許可の
もとに人工増殖を手がけており、少数ながら安定した苗の
生産・供給がなされている。
ただし残念ながら、アツモリソウ同様に暖地での栽培はき
わめて難しく、これらの苗が一般普及するには至っていない。
2007年5月12日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/34/74bc5fd8223447e00c35e5fe7601ab6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ad/e1b02da6a069021dc4ca66dac611efa7.jpg)
2007年5/12(土)、一関市東山町松川の松川公民館で開催中の
東山植物友の会(鈴木四郎会長)の山野草展を見に行ってきまし
た。「キバナアツモリ」と書かれた植物が展示されていました。
かなり濃い黄色の花をつけていましたので、もしかしてこういう
名の植物もあるのではないかと思って、「キバナアツモリ」でイ
ンターネット検索をしましたが、「キバナノアツモリソウ(黄花
の敦盛草)」しか出てきませんでした。
しかし、この植物は緑黄褐色の花をつけるので、これではない
ようです。
やはり「レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)」ではないかと思い
ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c3/4ccf27c367b2abce1d376f9fc1d11eaf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ab/0f8cfa309ee4d3542da02108360f2bf2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4c/43fac628ff898813d16deb78c59ff32d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7f/3eda9c79c9b4fb7f6387835cb73ed376.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/83/8df6b8be2f3319b4558b88747b6aec93.jpg)
レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)ラン科 アツモリソウ属
Cypripedium macranthum var.rebunense
北海道の礼文島(礼文島)にのみ自生する野生のランで、
アツモリソウの変種。礼文島の海岸のやや湿った草地に生
え、草丈は25~40cm程度。
花の色は淡黄色・クリーム色で、5~6月に開花する。側弁花
は広卵円形で先が短く尖り、長さ3.5~5cmの袋状の唇弁を
抱きかかえるような姿が目立つ。
かつて島内各地で咲き乱れていたが、礼文島の大部分を
焼く大きな山火事が起き、木々に埋もれるように咲いて
いた花が人目に露出したため、盗掘に遭って数は激減し、
現在では北鉄府地区の保護区「レブンアツモリソウ群生地」
以外はほとんど見られないという。
1994年に「特定国内希少動植物種」に指定されており、
現在では許可なく採集・販売などはできない。しかし園芸
的に人気のある種類だけに、複数の民間業者が国の許可の
もとに人工増殖を手がけており、少数ながら安定した苗の
生産・供給がなされている。
ただし残念ながら、アツモリソウ同様に暖地での栽培はき
わめて難しく、これらの苗が一般普及するには至っていない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます