2014年8月31日(日)、ことしの6月29日(日)に落成式をして、7月1日(火)より開館した金ケ崎要害歴史館(胆沢郡金ケ崎町西根達小路2番地1)に行ってきました。その場所は金ケ崎町城内諏訪小路(旧金ケ崎要害)の北上川に架かる金ケ崎橋の近くでした。
隣接する片平丁・旧大沼家侍住宅に向かう道の傍に植えられているアキグミ(秋茱萸)の木が、赤く熟した小さな実をびっしりとつけていました。
アキグミ(秋茱萸) グミ科 グミ属 Elaeagnus umbellata
山野の日当たりの良い所に生える落葉低木。河原や海岸にも見られる。群生することが多く、良く枝分かれして高さは2~3mになる。若枝は灰白色の鱗片に覆われる。葉は互生し、長さ4~8㎝、幅1~2㎝の長楕円状披針形で縁は全縁。葉の裏面と葉柄には白い鱗片が密生する。
4~5月、葉の付け根に黄白色の花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7㎜の筒形で、外側には白い鱗片が密生する。はじめは白いが、後黄色に変わる。
グミの仲間は、全体に鱗片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。筒状の萼の先端が4裂して花弁のように見える。雄しべは4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。雌しべは1個で、子房は萼筒の基部にある。花の後萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。
果実は直径6~8㎜の球形で、10~11月に赤く熟す。実は渋味があって生食には適さないが、果実酒にするといい。用途:庭木、器具材。分布:北海道(渡島半島)、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ、カラコルム。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41116173&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市「詩歌の森公園」のアキグミ(秋茱萸)2012年10月1日(月)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38698912&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「釣山公園」のアキグミ(秋茱萸)2011年11月3日(木)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38443889&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上川学習交流館「あいぽーと」のアキグミ(秋茱萸)2011年10月8日(土)]
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