2012年6月10日(日)、「道の駅・厳美渓」(字沖野々215)に行きました。産直ストアの入口に「ちしまタンポポ」という名札をつけた植物が、1鉢だけ展示販売されていました。
チシマタンポポ(千島蒲公英) キク科 ヤナギタンポポ属 Hieracium alpinum
ヨーロッパ・アルプス、アペニン山脈の標高2000~3000mくらいの岩場、砂礫混じりの草地に自生している。日本では栽培種。「ヒエラキウム・アルピニウム」という学名だけだったが、この名前では販売しづらいので、気の利いた和名をと園芸業者が考えたのがこの名前で、自生地とは無関係である。なお、花が咲いている状態は、タンポポに似ているが、葉に毛が目立つ。ヤナギタンポポ属という近縁の植物である。
花は黄色。舌のような花びらだけの舌状花(ぜつじょうか)が集まり、1つの大きな花になっている。中心の黄色い盛り上がりも舌状花である。花はこれらの舌状花で構成されている。花のすぐ下にガクに似たものがある。キク科の場合は、ガクといわずに総苞(そうほう)と呼ぶ。細い小さな葉状になって上の花を支えている。その下に長さ10㎝ほどの花茎がある。花茎や葉には毛がよく目立つ。葉は長い楕円形。仲間にはコウリンタンポポやブタナがある。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」より]
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/tisimatanpopo0.htm [ヒエラキウム・アルピヌム(チシマタンポポ)]
http://www.geocities.jp/tampopo7007/tisima.htm [チシマタンポポ]
http://homepage3.nifty.com/wako3/sizenhana/ka/tisimatanpopo/tisimatanpopo.htm [チシマタンポポ]
http://www.okadanouen.com/zukan/tisimatanpopo.html [チシマタンポポ(千島蒲公英)]
http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2011/07/post-2229.html [千島蒲公英(チシマタンポポ):花図鑑]
http://takosan.sakura.ne.jp/d-chishimatanpopo.html [チシマタンポポ]
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