© iza 大月ひなた役を演じる 川栄李奈 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の公式ツイッターが25日、更新され、第22週「2001-2003」(28日~4月1日)の予告動画が公開された。
話題の「驚きの女神」こと、アニー・ヒラカワ(森山良子)の「Your mother」というセリフや、2代目ヒロイン大月るい(深津絵里)の叔母、雉真雪衣(多岐川裕美)の「ごめんなさい…安子さん」という言葉が散りばめられた25秒の動画に朝ドラファンが大興奮。物語が残り10話となるなか、さまざまなコメントがSNSに寄せられている。
昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描く「カムカムエヴリバディ」。物語には3人のヒロインが登場し、1925年に岡山市内で生まれた雉真安子(上白石萌音)の一人娘として生まれたるいは、ジャズトランペッターの錠一郎(オダギリジョー)と結婚し、京都で回転焼き屋「大月」を営んで生計を立てている。上白石、深津からバトンを受ける形で、川栄李奈が3代目ヒロインで錠一郎とるいの娘、ひなた役を熱演。現在、ひなたは条映太秦映画村で働いている。
第21週(21~25日放送)では、るいが子供のころに生き別れた安子と向き合うことを決め、母を捜すために渡米したほか、ハリウッドで日本を舞台にした時代劇が制作されることになり、スタッフが視察のために来日し、映画村を見学する様子などが描かれた。
初めて訪れたアメリカで、るいは、安子と一緒にアメリカへと渡った進駐軍の将校、ロバート・ローズウッド(村雨辰剛)がシアトル出身だということはわかったが、そのほかの有力な手掛かりはつかめなかった。一方、ハリウッドの製作チームでキャスティングディレクターを務めるアニーの存在がドラマファンの間で話題になり、ツイッターには「安子を捜す手掛かりになる?」などの書き込みが相次いでいる。
予告動画には、条映を訪れたアニーがひなたに「Your mother」と話しかけ、「Yes」と答える短いやりとりがある。当該ツイートには「your motherの内容が気になる!」「ユアマザーって言うてるわよ?!」といったリプライが届き、この描写に「アニー・ヒラカワは過去イチの謎」「アニーさんはやっぱりanko(安子)さん」「アニーさん、平川唯一さんの娘とか?」「Your Mother…餡子を食べたアニーさんの様子…安子ではないと思うけど安子とは平川先生繋がり?」など、さまざまな意見が寄せられている。
また、雪衣の“謝罪”も注目を集めている。るいに頭下げる雪衣。涙をこらえながら叔母の顔を見つめるるい。このシーンに「雪衣さん?ごめんなさいって…」「雪衣さんが昔の事詫びるの?」「雪衣さんもまだ話せなかった事をるいちゃんに打ち明けるみたいだし、どんどん回収していくんだろうね」といった返信が届いている。雪衣は、安子が岡山を離れアメリカに渡る時は、雉真家の女中だった。雉真家の当主で夫の勇(村上虹郎→目黒祐樹)は当時、安子に思いを寄せており、雪衣は安子に対して複雑な思いを抱いていたことは確かだ。そのため、安子が日本から出て行くことなった理由に雪衣が絡んでいるのではと考える視聴者は多い。
© iza 雉真雪衣役を演じる多岐川裕美 (C)NHK
放送が残り2週となり、目まぐるしい展開が予想されるなか、「もー!月曜日まで待てないよー!」「ここまで土日がいらないと思ったとこは無い 早く~」「週末モヤモヤ決定です」といった投稿も少なくなかった。