デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

おとめ山

2020年08月11日 | Canon
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。昨日は私が思うに一年でいちばん冴えない祝日、山の日でした。夏休みのある学生は何もうれしくない、社会人もお盆休みが一日延びた程度のありがたみ、梅雨明け前の海に行けない海の日も同様だと思います。でも海の日、山の日の存在を否定しているわけではなく、その日程配置にもうひとひねりして欲しかったということです。

とは言え山の日、実は前からぜひ行ってみたい山がありまして、もちろん県またぎ無しの都内の山、しかもすぐ近くに、それは新宿区と豊島区の区界にあるおとめ山、地図ではチェックしていたのですが、なかなか行く機会がなくて。せっかくの山の日、行ってみることにしました。





行ってみたかった理由、その1、新宿に武蔵野の面影残る山があるとはいったいどんなところなんだろう。その2、おとめ山という可愛らしいネーミング、乙女の像でもあるのかな、はたまた美しい姫の伝説でもあるのでしょうか。

おおっ新宿とは思えない







理由その1はなかなか満喫できまして、新宿にこんな自然が残るところがあろうとは、でも理由その2は真っ向から否定されました。おとめ山は漢字で書くと「乙女山」ではなくて「御留山」、説明を読むと江戸時代このあたりは江戸からいちばん近い狩場、将軍家専用の狩猟場で庶民の立ち入りは御留(おんとめ)つまり禁猟区の山という意味でした。漢字で書いといてくれよなあ、残念。



明治時代は士族の屋敷 跡も所々に



乙女の像はなかったけれど



気を取り直して進むと見晴台が



ここは歌まであるのか



でもけして見晴らしはよろしくない



少し下ると



氷川神社の裏手に



原っぱに隣接するのは目白の高級住宅街



不安定なところで羽化した抜け殻も



背中の糸はセミのへその緒でしょうか

カメラはG7Xでした