この本を読んで、書かれた後に起きた山形マット殺人事件を思い浮かべました。山河は美しいが、閉鎖的な土地柄。よそ者が住むには疑問だらけで、長いものには巻かれろ的な風土が今でもあると思います。
事件が発生しても、土地に悪評が立つから、事件にしないでおこうという、全員ダンマリの世界があるのでしょう。
コレは東北地方とか地域だけではなく、業者の談合だってそれと同じことだと思いますから。
黙っていれば、その世界では利益があるということなんでしょう。全体から見たら、もっと良いやり方、利益の出し方があるのでしょう。誰かがずるい、不正な儲けをしているということは、損をしている人がいるということ。
この部隊にいて中核だった人たちが、エイズで問題になった○○薬品の社長になられたそうです。
戦後、米軍との間で(連合軍ではなく)司法取引され、戦争責任を逃れた、亡霊のような人たちが権威を握っていき、日本の薬害エイズの被害が大きくなったんです。
すべからず、業界の利益が、国民の健康や財産に優先するんです。
目を光らせて生きましょう!