たまには、ゆっくりした時間を!今朝、東中野のライフ隣の古本屋で7冊調達。いま会津のホテルで読書。明日はさざえ堂から見学です。会津は歴史のある町で、未だに戊辰戦争の墓、神社仏閣が観光名所のようです。明日の昼はワッパ飯でもたべよう。東京は暑かったが、こちらは雨で。
このあたりの土産物屋では白虎隊がうりで、さざえ堂のすごさを地元の人達はあまり認識していない気がしました。
怪しげな門前街を抜けると、奇怪なさざえ堂が姿を現します。ここでは何だか良くわからない建築です。
さざえ堂の周りと言うか環境がいかがわしい気がします。それも面白いのですがね。
入り口ですが、呼び込みの人がいて、縁日の見世物小屋の口調だった。あやしい!
けっして造りは良くないです。ぼろぼろと言っていいくらい。有名なお寺の塔ではないし、ほとんどかえりみられていなかった建造物だからね。
よく、いままで持ったと思います。幾多の戦火を生き延びていたんでしょう。
入り口で、右回りに登っていけます。頂上でおりくちの向きは反対に左回りになります。出口はちょうど真後ろです。
階段じゃなく板のスロープ。踏むとぎしぎしします。隙間だらけで精緻な造りじゃない。
トップの天井。建物が6角形になっているのがわかります。心棒は1本ではなく6本で、対峙する外側の6本との間に2重の螺旋スロープを貼った物。
どっから見ても傾いているきがするのは、外の6本の柱が内に傾斜しているからです。
補修の予算が無いんだろうなーーー。
同じところにある白虎隊の記念碑より、歴史的にもこちらのほうが興味があります。
会津の時間は、明治以降、他の地域より遅くなったんじゃないですか。
その原因は白虎隊に代表される会津藩ですが、私の興味は、ソコまでした明治以降の政府のしうちかな。
東北の新幹線は長く盛岡どまりでしたが、秋田、山形へいって、いまだに青森に新幹線が無いというのもおかしな話です。ゆがんだ政治力を感じます。鹿児島には途切れ途切れで新幹線が行っているんですから!
田季野の輪箱飯、うまい
昔、きこりのお弁当からヒントを得て40年ほど前に考案したそうです。
薄味で上品なお味でした。
会津は他の食べ物もおいしゅうございました。
完食!