名栗湖から周りの山をグルッと一周。
前日に降った雪がどんなものかと、、、。
南蛮連合の4人で、サブスリーメンバーやウルトラを走る猛者でしたが雪山22kmを6時間30分もかかって悪戦苦闘。
コース入り口の白谷沢は沢登の様相で、川を何回も渡って、ジグザグに高度を上げてイク。
岩にチェーンやロープがかかっている箇所があり、走れるような所じゃありません。
シングルトレースで滑ったら危険なところばかり。
写真2枚は石川さんから。
棒の峰、日向沢の峰、有馬山、蕨山、金毘羅山とグルッとU字型に周回。
棒の峰(969m)はたくさんの登山者がいました。そこまでは踏まれていて、さほど緊張感はない。学生の団体さんが来ていて、頂上は大にぎわい。多くの登山者は奥多摩方面から入ってきているようです。
ところが、その先が問題あった。日向沢峰に向かう登山道はトレースはあるが、上り下りが急ですべること、スベルコト、、、トレイル・シューズの限界です。
コースの最高峰、日向沢の峰(1356m)の頂は、頂上直下200mの登りが急だったので、履いていたシューズじゃ危険なんでパス。たかが200mとはいえ雪がべったり付いた急斜面は下りがもっと危険。頂上をショートカットしてトラバースしたが、このトラバースもけっこうキテイルところで、慎重をきしました。1人じゃ引き返したでしょう。
有馬山(1213m)あたりまでは緊張の連続だった。蕨山(1044m)を過ぎると、標高が低くなってくるので、雪の量も少なくなって走りやすくなった。金比羅(660m)を越えれば、下り基調の気持ちのよいトレイルでした。時間がかかったので、腹がすきました。むろん、食料、着替え、替えの靴など全部もって走った。
寒さはさほどじゃないけど、シューズはぐちゃぐちゃで冷たくなってくる。ただ昨日の雪が降っているときのほうが寒いし冷たかった。
名栗U字連山29kmスーパートレイルランが5月16日にあり、それの下見でしたが、雪に埋もれては試走にならなかったかも。私は出ませんが、仲間1人がエントリーしているんです。
図は大会パンフから。
標高差は測ったところ1790mありました。距離は名栗湖スタートで、日向沢峰をトラバースしたので22km。大会本番の標高差はプラス300mといったところでしょう。
けっこうキツイアップダウンだと思います。昨年のトップは3時間を切ったといいます。