ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

厳冬の八ヶ岳

2010-12-06 23:51:24 | 旅行
実は40年以上前の写真です。ハーフサイズのペンで撮りました

オリンパス・ペンS3,5(6000円)は、私が高校生の時に、なけなしのお金をはたいて買ったもの。
今のデジカメのペンじゃありません。
純然としたハーフサイズのマニュアルカメラ。

学生のころ1月2月には、八ヶ岳や南アルプス、丹沢の冬山にこもっていたのです。冬の山小屋を一週間頼まれた事もありました。北海道の冬を撮りに一ヶ月単位で行っていましたー。
この写真、ペンで撮ったハーフサイズ・フィルムですが、トーンやシャープさがミゴト。
他のハーフサイズカメラは、使い込んでいないので良く知りませんが、ペンSf3,5のDズイコー(テッサータイプの4枚構成)は一眼レフのレンズより、むしろ切れ味が良かった。

現像がむろんシビアー、フィルムサイズが小さいのでしかたなし。
6000円で手抜き無しのカメラを発明したオリンパスの久米さんはすごい。

20歳の頃は一般学生だったので、フィルムはネオパンSSかコニパンSSしか知らなかった。安い12枚撮りの国産フィルムがありよく使いました。たしかライトパンとかいっていたが、フィルムの中身は大手メーカーのものだったような気がします。

「厳冬の八ヶ岳」の記事はこちらを参照してください
http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2010/12/s_ed1e.html
「OLYMPASーPEN S f3,5」の記事はこちらを参照してください
http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2010/11/s_a459.html
古いハーフサイズ・フィルムをエプソンGTX700で、4800dpiスキャンしました。プリント並みの画像が作れます。

場所:八ヶ岳の阿弥陀に登る途中かと思う(覚えていない)2月の厳冬期です。
カメラ:OLYMPASーPEN S f3,5
露出:Y48フィルター、f8、1/125あたりだと思う
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オリンパス ペンSで撮った「つちのこ写真」

2010-12-06 17:37:56 | つちのこカメラ

1969年、八ヶ岳の厳冬期の写真です。
18歳の時にオリンパス・ペンS3,5を買って、あちこちに持っていきました。
Dズイコーf3,5の「つちのこ写真」はいかが。
1968p1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳の2月です。
1968p2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大同心、小同心に雪がべったり付いてキレイでした。

40年前のことですが、つい最近のように覚えています。
写真を志す前なので、富士フィルムのネオパンSSかコニパンSSしか使ったことがなかった。
現像はこの頃始めたが、自家フィルム現像は保存状態が良いが、写真屋さんで現像したものは、変質している。昔の写真屋さんの薬品が新鮮じゃなかった可能性があります。ネバネバしていたり、膜が剥がれかかっていたり、ひび割れていたり、そりゃすごいものです。
自家現像は、おっかなびっくり慎重にやっていたからか、今見てもキレイなフィルムです。

ミクロファインという超微粒子現像液から、パンドールのような増感現像液までチャレンジしていました。最近の写真学生達のプリントは、、、私には見てられないくらいです。1968p3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40年前の山ボーイ・スタイル!!

ネガを見て自分かと思いました。
プリントを見たら、一緒に登った友人だった。
金属の背負子、帆布製キスリング、綿の登山ズボンに編み上げスパッツ、ウエアーは地味な色です。
ちょうど私も同じような格好をしていたはず、、、。
先輩からいただいたジェラルミンの背負子、、、日本登山の黎明期を屈強の山男達に担がれた由緒ある背負子を、10年ほど前まで私は使っていました。

映画「点の記」よりはずっとましで、ダウンや新しい金属が使われるようになってきた頃だった。
最近の山ボーイとは大違いで、装備にしてもレトロなものだが、体力さえあればグッツがどうであれ、何でもできます。

1968p4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40年前の2月だったので、、、吐く息が凍るほどでしたが、荷が重もかったたので裸同然の格好で湯気を立てながら横岳に登りました。
若かったなーーー。
ネオパンSSの調子は、今見てもキレイ。

雪のトーンが、これがハーフサイズかと思われるほど、、、。
1968p5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このプリントは埃だらけで汚い!

赤岳鉱泉か行者小屋だったか?

建て替えたかな?
昨年行った南アルプスの鳳凰小屋&主は健在だった。

山小屋の主は、ひとくせふたくせあるやつばかりだった。知識があって、おらの庭意識があるから、おベッチャラを言わない。

懐かしかった!
ペンのフィルムはハーフサイズで、こんな山の写真を撮るには小さすぎましたが、バシバシ撮れるのでヒモジイ学生には嬉しかった。
オリンパス・Dズイコーはクリアーなレンズ。
人に撮ってもらうとぶれたりして、ハーフサイズだから影響は大。自分で撮るぶんにはしっかり撮るから問題無し。小さいカメラだが素人には難しかったのではないだろうか。
ハーフサイズはホコリと傷、ムラなどがあると致命傷。サイズが小さいだけシビアーです。
むろん、シビアーな撮影に使うカメラじゃないのを使う方が問題かも。

1968p6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは春先に鳳凰三山に行った時のもの。南御室小屋の先から雪道になりました。
ペンSの写りはどうですか?
素晴らしいトーンとシャープさです。
オリンパス・ペンSの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

白黒フィルムをエプソンGTX700で4800dpiスキャン。

市販スキャナーで、ほとんどプリントのような画像ができビックリ。

オリンパス・ペンDの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

ペンEE3の記事

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

リコーオートハーフの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

オリンパスOM1
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20131226

オリンパス35ED
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071130

コメント (4)
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