全国85誌の新聞記事の切抜きを集めた。
食品の添加物とは何か。
日本の添加物は世界一だという。見栄えや保存、味を大事にする国民性によるというが、、、。
大雑把に添加物の効力は、
①製造、調理の手間を省く:美味しい料理を作るには時間がかかりますが、時間をかけずにさじひとつで美味しくできたら便利でしょ。魔法の粉なんかができてきます。
②味付け、保存が楽:いろいろな粉をブレンドして、理想的な味を作り出す。材料の味じゃなく、もはやブレンドした粉の味。常温保存できるようにPH調整剤をいれたりします。
③消費者好みに着色、発色:日本の消費者は自然な色より、鮮やかな発色のほうが好き。彩り豊かになって、いかにも豊かな食生活だと思いたいわけ。
④「おいしい」味をつくる:強いうま味があるうま味調味料で1口目に「うまい」と思わせる。食品の開発担当者は味を組み立てていく。添加物の配合が決まれば、あとは機械がやってくれるので、安いのなんの。元の材料によらないので最終コストは激減。
ジャムをみれば、原材料のイチゴを煮詰めて作ったジャムは、1瓶575円しました。ところが、イチゴの性質を添加物で置き換えていくと、同量で150円になりました。つまりイチゴジャムとはいっても、水あめと砂糖、ブドウ糖、グルカ剤を食べさせられているということ。
高いものには高い理由があり、安いものには安い理由があります。
それが安全に関係ないなら良いけど、長い目で健康を害するならば大問題。
そう言えば、スタッフが某国の大コーヒー園の取材に行ったら、研究所のようなところに、大きなビンがいくつもあり、なんと各ビンにはコーヒーに香りをつけるフレーバーが入っていたという。本来持っている香りだけじゃなく、香り付けをほどこすコーヒー豆もあるということです。スタッフは仰天していましたが、、、。