新宿の庭はモネの小道に改造中ですが、オシロイバナが大繁殖して、ゴーギャンの暑い夏の日になりそうです。
はかなさなんて微塵もなく暑苦しいだけです。
その一画に雑草が生えていて、そのままにしていたら、地味な花が咲きました
じゃーん
実際はとても小さい。
花の大きさは5mmぐらいかな。
可愛らしいのでチョキンと切る気になれない。
雑草や野の草が、自分の分身みたいな気がして、ランのような高価なしかも高貴な花より親しみがわきます。
そういえば、会社で野良猫を飼うようになって3週間がたちます。
野良猫一家がなついて半年ばかり経ち、子猫を生んで連れてくるようになったので、区役所の衛生課に相談しに行きました。
子猫をどうするか、野良猫をどうしたらよいかの相談です。
野良猫NPOも紹介されて会合にも顔を出しました。
「まず、避妊手術が先です」
捕獲をどうするか、私たち素人ではわからないことだらけ。
無事、NPOの方たちと一緒に親猫1匹と子猫3匹を捕獲して、4匹とも避妊手術を施しました。
子猫は1匹だけ知人に引き取ってもらい、一匹の子猫(八割れ)はかわいがってもらい懐いているようです。
親猫はうちで引き取り事務所の中にゲージを入れて、事務所内と外を出たり入ったりしている。
親猫はそれまで大変な生活だったようで、最初のうちは餌をあげても引っかいたりおびえていたりだった。
でも、日にちがたち落ち着き、今では足元のPCテーブルの下でまったりしています。
高価な猫じゃないけど、野良猫だったけど、病院に連れて行ってひととおりの検査をしてもらった。
いまでも、ふと野良に戻ることがありますが、お客さんもかわいがられて、野良だった時に比べてハッピーになったと思う。ゴミをあさっている猫がいると気が付き、この親猫を見つけたのです。だから、ふっと油断するとゴミ袋のにおいをかいでいます。野良猫時代の記憶があるのでしょう。
区役所からいただいた、丈夫なごみ網ぐらい簡単に食いちぎります。猫の歯は意外に強力です。
そんなわけで、植物も野良の雑草に親近感を覚える私です。
野良雑草で名前も知りません!