2022年4月京都・奈良・吉野めぐり2 飛鳥の古代史を見に行った
日本の古代史の斑鳩(いかるが)、橿原(かしはら)、明日香・飛鳥を知りたかった。
古墳や石舞台、古寺が密集しています。
そう桜の季節ですからいっそう見る価値がありそうです。
石舞台の石の遠景。
周囲は古墳のように盛土されていたようで周濠あともしっかり残っている。
すなわち、石舞台は古墳の中心に合った石組の埋葬施設が、盛土をとられてむき出しになったもの。
いつの時代か、人の墓の土と石を盗む者がいたんですね。
きっと、巨大な古墳だったんでしょう。
権力闘争で敗れ墓をあばかれたという説があります。
大きな石は玄室(死者を埋葬した墓室)の天板だ。
実際は土だけじゃなく、大きな石の天板が2つばかり盗まれていたようです。
玄室が長く、半分天板がなくなっています。
玄室の床には排水溝まで切ってあった。
その水はどこに流れるのか、、、計算はされていたのだろう。
盗まれた大きな天板石はお城に使われたという。
この丸山古墳はたしか陸墓に認定されていない。
これほど巨大でよく形が残っているにもかかわらず、誰を埋葬したかもわかっていないからです。
古墳の墳丘の段々が残っているでしょ。
これ、すごいことなんです。
木がうっそうに生えて形がわからなくなったり、墳丘の土が流れたりして崩れていきます。
1000年以上形を保っているだけで、、、奇跡みたいなことです。
丸山なんて言わないで、発掘調査して被埋葬者を特定してやりゃいいものを。
日本の古墳は、ほとんど発掘調査が行われていません。
天皇家の墓だからです。
唯一、第二次世界大戦で敗戦になって、戦後すぐに米国の調査団が仁徳天皇量を発掘調査しました。
いろんなものが出てきたそうですが、埋め戻したものもあるそうですが、米国に持ち帰ったものもある。
リスト作りが日本には公表されていないから、何を取られたかもまったくわからずです。
スミソニアン博物館に仁徳天皇の遺品でもあるかもしれません。
大きな土饅頭が1000個もあるといわれている、新沢千塚古墳群。
どの時代に、どんな身分の人たちを、埋葬したんだろう。
天平時代なんでしょうねーーー。
日本の世界が小さかった時代です。
関東は荒くれ者の蛮族が住む地。
北海道などようやく知られてきたが、あれは日本の地じゃなかった。
日本が天皇を立ててようやくまとまった時代です。
時代をさかのぼるのは楽しいことです。
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