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ジャフナ(Jaffna)*ツクツクでまわる

2025-01-26 16:05:10 | 旅行記

スリランカの年始の旅12*ジャフナ(Jaffna)をツクツクでまわる

ツクツクはホテルで紹介していただいた

英語は話せるのがガイドの最低条件です

ツクツクの方はアラブに出稼ぎに行って

お金を貯めてジャフナに戻って仕事を始めたという

だから英語ぐらいは話せる

ただし会うなり最初の一言が「あなたの宗教は何?」

から始まった

仏教徒が多いスリランカの中で

ヒンズー教徒だらけのジャフナは異色の土地なんです

つい数年前まで宗教内戦があったから

ジャフナの港を見せてくれました

小さな舟ですが

舳先に目が描かれています

かなりリアリティーのある目です

南の島の人たちは生活を楽しんでいる

ジャフナだけじゃなくスリランカの漁師さんは

クリスチャンが多い

タミール人のツクツク運転手さんの話では

タミール人は漁師にならないそうだ

漁師さんの家がカラフルなのがいいですね

ポルトガルの色使いなのかな?

マリア様は黒人です

腕に抱かれた小さなキリスト様も黒人

白いマリアさんは下に小さく

オラ達のマリア様もキリスト様も黒くなきゃ〜

とでも思っているのだろう

スリランカの北の突端ジャフナはヒンズー教徒のエリアで

東海岸のトリンコマリー(Trincomalee)はイスラム教徒のエリア

最近は中国資本がトリンコマリーの港の権利を買ったと

米国とインドが激怒しています

宗教色はさておき中国色は米国もインドも

日本だって考えものなんですが

中国はいずれはトリンコマリーを軍港にして拠点にしたいからです

市場は世界共通ですね

スリランカのバナナは10種類ぐらいは優にあるそうです

赤いバナナは皮を剥けば普通の黄色い身がでてきます

黄色くてずんぐりしたバナナが美味しいとの評判です

ジャフナの郊外のヒンズー教のお寺さんです

このヒンズー寺院ではお猿さんが威張っていました

象と牛が大事にされているのは知っていたが

お猿さんも偉い地位にあるのは知らなかった

なんでも

ヒンズー教のこのお猿さんが仏教に取りいられて

三蔵法師のお供の孫悟空になったという

三蔵法師は猪八戒(チョハッカイ)というブタまでお供にした

ヒンズー教やイスラム教ではブタは穢らわしい生き物とされているが

仏教ではブタさんは偉い法師様の家来に出世している

そこが仏教とヒンズーの分かれ目のような気がします

猿はどちらの宗教でも将棋では飛車角みたいな強い存在ですが

Kadurugoda Viharaya( カドゥルゴダ ヴィハーラヤ)

不気味な土饅頭というか仏塔というか

これこそジャフナを仏教徒が忌み嫌う汚れの土地の遺跡

いつの時代だったか私は確約できませんが

仏教徒の尼僧さん60人が他宗教とによって毒殺(毒キノコカレー)されたお墓だ

小さな56基の仏塔は現存しているのは少ししかありませんが

それの保全のためにスリランカ軍が駐屯しています

放っておいたら他宗教徒(多分ヒンズー教徒)に壊されるからです

日本では宗教の争いは無いが

海外では宗教の争いは根深いものがあります

仏塔の他に簡単な小屋があった

ヒンズー教徒のエリアなので

仏教寺院が建てられないのでしょう

それで遺跡だけでも軍が守らなきゃということのようです

60人の尼僧は毒キノコで毒殺された

この地から離れ逃れようとしていた尼僧達を毒殺しなきゃならないのは

な・ぜ・だ?

スリランカの北ハズレの海岸には

海水プールがあった

わりかし新しい

日本のように海に親しんでいないから

海水浴は珍しい事のようです

海水は右の入り口から入ってきます

海水はキレイなので快適でしょう

脱衣所

こちらが男用で

裏に女用の脱衣所があります

乗っていたツクツクがパンクした

すると

どこからともなく地元民が現れてきて

修理の手伝いをしてくれた

スリランカ鉄道の北端

KANKESANTHURAI Railway Station

ここから1日3本の列車が出ているようだ

タイムテーブルです

10:30に出た列車は

コロンボ・フォート着は18:00ぐらいになるだろう

北端の碑

スリランカ北端の海には漁師さんたちがお住まいになっている

すると

キリスト教と仏教が仲良く並んでいる

この海岸にはヒンズー教徒の影は感じられない

宗教は難しい問題です

世界に数ある宗教で

仏教のような多神教は珍しい

たいていは一神教で排他的なのが普通だから

ようやく来たぜ北端の海へ!

 

ところでスリランカで見たマリア様の像は黒人だったし、あんがいキリストがベツレヘムでお生まれになったときは、白人としてでなく黒人だった可能性もあるなーと、先日のスリランカ旅で感じました。黒人のマリア様を見たときは衝撃だった!

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