ランシモ

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孟宗竹でぐい飲みつくり

2017-11-15 20:50:39 | 日記・エッセイ・コラム

東京の西で畑を借りています。その吉野農園で収穫祭があるので、孟宗竹でお猪口(おちょこ)を作ったりトックリ作ったり。

いい孟宗竹を5本切り倒して、お酒の器つくりです。

農園の収穫祭には100人集まると言いますから、器作りも数が必要で大変です。

竹で食器を作って使うなんて優雅でしょー。日本昔話みたいな世界です。

竹やぶを見ていると、、、竹取物語のかぐや姫は竹から生まれたんじゃなくて、実際は竹やぶに置き去りにされていたんだって気が付きました。つまり捨て子で、着物にくるまれて、、、。昔は竹やぶはもっとあちこちにあったことでしょう。お婆さんとお爺さんは、赤ちゃんを見つけて大事に育てたてから、褒美をもらわなきゃ、、、。

きっとそんな話はいっぱいあっただろう。

大雑把に適当な長さに剪断機で切って、竹の節を生かしてトックリでを作ります。

節に穴を開けてお酒を注げるようにしました。

竹のトックリはお酒を入れた後、炉端に立てかけて熱燗にします。

自然のとっくりですよー。

昔の人は工夫したんですね。

竹の香りがお酒に移って、熱燗竹酒です~~~。

ひょうたんじゃ熱燗はできそうもない。

側が薄すぎる。

斜めに切っているほうが注ぎ口です。

反対側を炉端の火の近くにさします。

炎の近くで温めるので竹のとっくりは長持ちはしません。何回か炉端で使うと割れるそうです。でも贅沢な趣向でしょうー。

りっぱな竹藪です。

太い孟宗竹は15cmぐらいある。

竹の根っこの密集度がすごい!

そっから根っこで、その上は竹ですとハッキリわかれている。

こんな根っこが、竹藪の地下に這いずり回っているので、土地がしっかりするのでしょう。

魚を刺す串も手作りします。

竹串ですねーーー。

グラインダーで削っています。

人が100人も集まればいろんな特技の方がいます。

工具はきっと大工さんが持ち寄ったんじゃないか。

それで収穫祭の記念写真はうちが撮ることに。

実際に撮るのは若手に任せます。

ただ、週末は天気が良くないみたい。

話は変わりますが、大工さんは電動工具は日立かマキタが良いと言っていた。プロは道具をハードに使うから、数ミリのガタで使えなくなるそうです。工具は、私ら非専門なので宣伝や店頭で値段で決めてしまうが、良い悪いはプロに聞いてみるものです。もっとも、撮影機材でも同じようなことはあります。プロは絶対に選ばないだろうという機材をお店(カメラやさん)は勧めたりしますから~~~。安い機材は安い理由があるのです。ベストではないけど、、、まーーー他人さまの商売に口は出しません。

プロはプロ用機材をチューニングして使います。たぶん、どの世界も一緒じゃないか。

竹のぐい飲みです。

竹の香りが移りそうだー。

いっぱい作ったが、これで足りるかな~~~?

5年間小平の畑を借りていたが、収穫祭に参加するのは、これが初めて。

以前は、某団体の幹事会合宿があって参加できなかったり、わざわざ新宿から小平には行けませんでした。最近はスタッフがそれなりにできるので任せられます。

今回は2人の若いスタッフを連れていきますが、年齢が違う、キャリアも全く違う人たちとの交流は有意義でしょう。 


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