ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

イノシシ

2017年08月24日 | 生き物 自然


定点観察している池に至る林道を歩いていると、前方を茶色のジビエが横切った。ここでそれらの姿を目撃するのは初めて。鹿だったら、最早珍しくもないが、大きさ形からしてニホンアナグマ辺りかと思っていてその辺りを通り過ぎようとしたら、谷川の藪からうめき声と共に何かの気配を感じた。威嚇してるようなうなり声だ。ここでピンときた。イノシシだ。多分子連れのイノシシで、先ほどのは子供だったのだ。子だけ渡って、親の方は人間の気配で藪に留まって警戒音というのがこの状況だろう。



イノシシとピンと来たのは道のわきにイノシシが荒らしたような痕跡があったからだ。この草むらも明らかに大きな動物が体で倒した跡だ。それにしても姿を現さず藪の中から唸るられるのは結構不気味で、ちょっとした異空間が現出した気分だった。周辺がこれまた薄暗かったので効果もばっちり。実際イノシシは突進してくるので危険だし。
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