やっとのこと、車検代を支払いに車屋さんに行くと、
開口一番「暇ですよ」であった。
ついこの間まで、修理の車が溢れていたのだが、一気
に少なくなったということであった。
ちょっとした傷でも直ぐに直したがる県民性というか
市民性のこの地方の住人も、少々の傷では直そうとし
なくなったらしい。
本当、今回の不景気は、まるで潮が引くような劇的な
変化を伴った不景気である。
バブル後の漸進的後退とはえらい違いである。
来年当たり、ばかばか潰れるのではないかと予想する
人間も多い。
巷には、明るい話題はない。
と、こういう場で暗い話をしてもしょうがない。
昨日の、クラブワールドカップ「アデレード対ワイタケ
レ」を見たが、こういう試合だと、ついつい判官びい
き的見方をしてしまう。
アマチュアチームのようなワイタケレよりに見てしま
うのだ。
結局、順当にアデレードが勝ったが、試合としてはロ
ングボールを放り込むだけのあまり質の高い試合とは
いえなかった。
しかし、それなりに楽しめた。
ワイタケレの選手の必死さが、そうさせたのだが、こ
ういうのがスポーツ中継の面白さの原点なのだと思う。
人によっては、感動した、ということになるのだろう。
スポーツニュースでは、プロ野球選手の年俸をいつも
のように報じていたが、こんなものをニュースでやる
価値があるのかと見る度に思う。
他人の給料がいくらか知りたいのは、好奇心としてあ
るのは解るが、そういうのは、裏情報として覗く楽し
みとしてとっておけと言いたい。
こんなことやってるのは、日本だけではないか。
程度が低い、と思ってしまう。
やればやったで、あんな選手がこんなに貰っているの
か、ふざけるな、となるのが落ちであるし、そんなこ
とは知らないままの方がいい、というか基本的にどう
でもいいことなのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます