統計でウソをつく法 数式を使わない統計学入門, ダレル・ハフ(著)高木秀玄(訳), 講談社ブルーバックス B-120, 1968年
(How to Lie with Statistics by Darrell Huff)
・内容とは関係ないが、直訳体の訳文のため読みにくいこと、この上なし。そのサンプル兼、本書の紹介部分を書き抜き→「この本は統計を使って人をだます方法についての入門書のようなものである。どちらかといえば、サギ師のための手引書のようなものであるが、私はこんな本が当然あってもよいと思う。というのは、ある泥棒が隠居後に書いた思い出話が、泥棒仲間では、カギのこじあけ方や足音の忍ばせ方についての卒業講義にも等しいものになっていると聞いたが、サギ師たちはこういった手くだを知っているのであるから、正直な人たちもだまされないように、彼等の使う手を知っておく必要があると考えるからである。」p.7
・「統計学入門」とは謳っているが、入門よりもさらに手前のレベル。あてがはずれた。
・「かつて、ロンドン大学留学の折ちょうどこの本が発売され、大変評判になったそうである。」とびら訳者による紹介文
この「大変評判になった」がどうもウサン臭い・・・本書流にいうなら、サンプルは「子どもからお年寄りまでの広く一般の人」なのか「一部の統計学を勉強する学生たち」なのか、期間は「数十年にわたって」なのか「1週間程度」なのか・・・etc はっきりしないことには意味のない言葉である。よくある「全米No.1ヒット!!」と同じ。
・ブルーバックスでよく見かける、この特徴ある挿絵の作者は「永美ハルオ」という名だったのか。。。
(How to Lie with Statistics by Darrell Huff)
・内容とは関係ないが、直訳体の訳文のため読みにくいこと、この上なし。そのサンプル兼、本書の紹介部分を書き抜き→「この本は統計を使って人をだます方法についての入門書のようなものである。どちらかといえば、サギ師のための手引書のようなものであるが、私はこんな本が当然あってもよいと思う。というのは、ある泥棒が隠居後に書いた思い出話が、泥棒仲間では、カギのこじあけ方や足音の忍ばせ方についての卒業講義にも等しいものになっていると聞いたが、サギ師たちはこういった手くだを知っているのであるから、正直な人たちもだまされないように、彼等の使う手を知っておく必要があると考えるからである。」p.7
・「統計学入門」とは謳っているが、入門よりもさらに手前のレベル。あてがはずれた。
・「かつて、ロンドン大学留学の折ちょうどこの本が発売され、大変評判になったそうである。」とびら訳者による紹介文
この「大変評判になった」がどうもウサン臭い・・・本書流にいうなら、サンプルは「子どもからお年寄りまでの広く一般の人」なのか「一部の統計学を勉強する学生たち」なのか、期間は「数十年にわたって」なのか「1週間程度」なのか・・・etc はっきりしないことには意味のない言葉である。よくある「全米No.1ヒット!!」と同じ。
・ブルーバックスでよく見かける、この特徴ある挿絵の作者は「永美ハルオ」という名だったのか。。。