ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】情報を捨てる技術 あふれる情報のどれをどう捨てるか

2005年11月16日 23時55分31秒 | 読書記録2005
情報を捨てる技術 あふれる情報のどれをどう捨てるか, 諏訪邦夫, 講談社ブルーバックス B-1305, 2000年
・題名を改めるとしたら「わたしの研究生活殴り書き♪」とでもした方が良いような内容。バタバタと急ぎ足で、頭の中に散在する情報をかき集め、無理矢理一冊の本に仕立て上げた印象を受けたが、それを裏付ける文章が・・・orz →「本書も出版社からの依頼で取りかかりましたが、そうした処理で、まずまず高速で書きあがりました。」p.114 しかもちょっと得意げー
・「紙の資料を「押し出しファイリング」で捨てる方法を検討します。押し出しファイリングは、大ベストセラー『「超」整理法』(中公新書)で、著者の野口悠紀雄氏が主張されている方法です。」p.101
・・・・・・。 こりゃアカン。アカンでーー。引用はまぁいいとして、「それを改良しました」とかならまだしも、そのマンマとは・・・ 
・「時計の基本性能は「軽くて丈夫で正確」以外にありません。つまり安物のクォーツ時計が最高です」p.32、 「英会話のねらいは道や便所のありかを聞くことではありません。」p.68 などなど、インパクトのある記述はあったものの、本書の教え「類書が一〇冊あったら九冊は捨てる」p.30 に従うなら、真っ先に捨てるべきは本書であった。というオチ。
・「私は現在、Windows95のパソコンとWindows98のパソコンを混用しています。(中略)98が95にまさると感じるのは安定度だけです。Windows2000にはしていませんし、するつもりもありません。」p.82 と豪語されていますが、いまもWin98でがんばっていらっしゃるのでしょうか・・・
~~~~~~~~~~
※細かな用事の物忘れが多々あるので、最近試してみているのは、携帯メールを使う方法。件名「備忘録」で本文にメモを書いて自分の携帯宛てに送信。受信ボックス内に「備忘録」フォルダを作り、振り分け受信。必要なくなったらすぐ削除! 一応携帯にメモ帳機能はあるものの、いまいち使いにくいのです。
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小心者

2005年11月16日 22時39分02秒 | 日記2005-10
タバコの自販機に300円投入。
ボタンを押した。 無反応。
釣り銭レバーをカチャカチャと… 無反応。

…ま、いいか。そういう日もあるさ。。。
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目覚まし

2005年11月15日 23時47分11秒 | 日記2005-10
今朝は地震で目が覚めた。

揺れてから目がさめるのではなく、パッと目がさめてしばらくしてカタカタ揺れだす。
なんで??
意識にはのぼらないレベルで感知しているらしいけど、その辺の仕組みが興味あるところ。
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【本】文書添削トレーニング -八つの原則

2005年11月14日 22時53分09秒 | 読書記録2005
文書添削トレーニング -八つの原則, 古郡廷治, ちくま新書189, 1999年
・「学生に次の二つの文章を読んでもらい、どちらがよい文章かを聞いてみた。
<例文1>
 本日は、Xクラブの会員カードをお送りいたします。会員優先販売会は一〇月一〇日(金)を予定しておりますが、商品のパンフレットその他の詳細は九月二〇日(土)前後にお手元にお届けいたします。
 会員優先販売会当日は会場に喫茶室(無料)を用意いたします。なお、ご来場の節は会員カードをお忘れなくご持参いただきたいと存じます。
<例文2>
 本日は、Xクラブの会員カードをお送りいたします。これは来る一〇月一〇日(金)に予定している会員優先販売会に必要ですので、必ずご持参ください。尚、商品の正式パンフレットその他の詳細の発送が遅れて、ご迷惑をおかけしておりますが、九月十七日(水)にこちらに納品になりますので、十八日に発送いたします。また、会員優先販売会では、会場に喫茶室を用意いたしますので、ご自由にご利用いただきたいと存じます。」
p.70
以上をサッと読んでみて、例文1はなんだかそっけない感じ。例文2は丁寧でイイ感じ。という印象だったが、結果は例文1=18名、例文2=3名の学生がよいと回答したとの記述。まぁ確かに、論文・報告書の文章とすると例文1の方が簡潔でよいということになるのだろうけど・・・び~みょぉぉぉ~~・・・何を意図して書いた文章かによって評価が変わってしまう。日本語って難しい。。。
・目次より八つの原則を一挙公開!ネタバレ??
 1.完全な文を書く(文の構造)
 2.短い文を書く(文の長さ)
 3.肯定・能動の文を書く(文の様態)
 4.結束性のある文を書く(文の接続)
 5.主題のある段落を書く(段落の主題)
 6.論理性のある文章を書く(文章の起承転結)
 7.的確な語句を使って書く(用語)
 8.日本語の文章は日本語で書く(用字)

・著者の肩書きが「電通大情報工学科教授」と、この類の本にしては異色なので、斬新な視点からの記述があるかと期待したが・・・内容は全くまとも。最後に著者のボヤキをどうぞ~→「文章を書くことについて云々することは、結局のところ、「神を振舞うが如き」行為である。(中略)でも、監督やコーチは必ずしも名選手、名優ではなかった。そう思って自ら心の負担を軽くしよう。」p.205
コメント (2)
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腰  痛

2005年11月11日 22時31分32秒 | 日記2005-10
ぅぅぅ………腰が……

腰骨の隙間を風が通るよな感覚。
職業病&運動不足&年…orz
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【本】統計でウソをつく法 数式を使わない統計学入門

2005年11月09日 22時54分18秒 | 読書記録2005
統計でウソをつく法 数式を使わない統計学入門, ダレル・ハフ(著)高木秀玄(訳), 講談社ブルーバックス B-120, 1968年
(How to Lie with Statistics by Darrell Huff)
・内容とは関係ないが、直訳体の訳文のため読みにくいこと、この上なし。そのサンプル兼、本書の紹介部分を書き抜き→「この本は統計を使って人をだます方法についての入門書のようなものである。どちらかといえば、サギ師のための手引書のようなものであるが、私はこんな本が当然あってもよいと思う。というのは、ある泥棒が隠居後に書いた思い出話が、泥棒仲間では、カギのこじあけ方や足音の忍ばせ方についての卒業講義にも等しいものになっていると聞いたが、サギ師たちはこういった手くだを知っているのであるから、正直な人たちもだまされないように、彼等の使う手を知っておく必要があると考えるからである。」p.7
・「統計学入門」とは謳っているが、入門よりもさらに手前のレベル。あてがはずれた。
・「かつて、ロンドン大学留学の折ちょうどこの本が発売され、大変評判になったそうである。」とびら訳者による紹介文
この「大変評判になった」がどうもウサン臭い・・・本書流にいうなら、サンプルは「子どもからお年寄りまでの広く一般の人」なのか「一部の統計学を勉強する学生たち」なのか、期間は「数十年にわたって」なのか「1週間程度」なのか・・・etc はっきりしないことには意味のない言葉である。よくある「全米No.1ヒット!!」と同じ。
・ブルーバックスでよく見かける、この特徴ある挿絵の作者は「永美ハルオ」という名だったのか。。。
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初(?)雪

2005年11月09日 22時39分59秒 | 日記2005-10
昨夜から冷えるなぁ~と思ったら、今日になって盛大に雪が降った。
いまだにストーブつけずにがんばってます。ウォームビズ励行中。

数年来着ていた、お気に入りの皮ジャンのチャックが壊れて閉めれない…さむい…
そろそろ買い換え時か…
~~~~~~~~~~
おおお!!なおったぁぁぁ!!!
http://www6.ocn.ne.jp/~sanseikg/fas1.htm
を参考に、ペンチでほんのちょっと締めてみた結果。(11/17)
~~~~~~~~~~
・・・と思ったのもつかの間。またもとに戻ってしまった。
やっぱりパーツが磨耗してダメみたい。(11/18)
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【演】苫小牧市民管弦楽団 第25回記念定期演奏会

2005年11月08日 17時43分09秒 | 演奏記録
苫小牧市民文化芸術振興助成事業
苫小牧市民管弦楽団 第25回記念定期演奏会
2005.11.5(土)18:30開演, 苫小牧市民会館 大ホール, 入場料1000円
指揮:鈴木知己(第1部)・出雲路英淳(第2部), パート:1st Violin

第1部 ~オーケストラの醍醐味~
 チャイコフスキー イタリア奇想曲
 モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」
第2部 ~クラシックの宝石箱~
 L.アンダーソンの世界
   舞踏会の美女/そりすべり/ワルティング・キャット/トランペット吹きの休日
 J.シュトラウス名曲集
   皇帝円舞曲/トリッチ・トラッチポルカ/美しく青きドナウ
 ビゼー 「アルルの女」第2組曲より
   間奏曲/メヌエット/ファランドール
アンコール1 ドビュッシー 「小組曲」より小舟にて
アンコール2 「冬のソナタ」より 最初から今まで(弦楽合奏)
アンコール3 エルガー 威風堂々 第1番

・イタ奇:一番ヘビーな曲が演奏会のとっぱじめ。。。本番にしてようやく曲としてまとまった感じ。とにかく大変だった。本番が一番良い出来だった。
・ハフナー:3楽章の出だしで、まさに指揮者が棒を振り下ろそうとしたその瞬間に、棒が手からポロリと落ちてお手玉状態。気を取り直してまた改めて振り出した。よく誰も飛び出さなかったと変なところに感心してしまった。あぁ怖かった・・・ Trioへの入り前の一呼吸も誰も足を出さずキレイに決まった。
・第2部:25周年記念ということで、これまでの演奏会でのアンケートで要望のあった曲を中心に演奏する趣旨で、後半だけで計13曲を演奏。時間は1時間を超え、結構シンどかった。青ドナあたりで多少げんなり。。。
・皇帝円舞曲:ず~~っと気になっていたCoda直前のトリルの数え間違い。当日のリハにてようやく修正された。皆おなじこと思ってたのね。
・ワルツ猫:犬声は指揮者を含めた三名にて決行。
・冬ソナ:団員にすら内緒で、指揮者がヨン様スタイル(ヅラ+メガネ+マフラー)で登場。大ウケ。韓国語で挨拶の後、演奏開始。開始とともに拍手が湧き起こるという珍現象発生。演奏中笑ってしまうので、指揮は見れなかった。
・前記、鶴中のメンバーが数名聴きに来てくれていた。予想もしていなかったのでビックリしたとともに、非常にうれしかった。声かけてくれてありがとね~(*´∀`*)
・客数881名
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【鑑】室蘭市立鶴ヶ崎中学校JAZZ BAND部 第11回 定期演奏会

2005年11月07日 22時46分15秒 | 鑑賞記録
室蘭市立鶴ヶ崎中学校JAZZ BAND部 第11回 定期演奏会
2005.11.3(祝木)15:00開演, 室蘭市民会館, 入場無料

(曲目省略)

・今年3月のノックスビル演奏旅行に行って以来、新聞で取り上げられたり、市から表彰されたりすっかり有名になり、大忙しの鶴バンド。その主要メンバー(3年生)の引退ステージとのことでぜひとも聴きに行きたかったのだけど、苫オケの本番直前の練習とぶつかってしまったので午前中のリハーサルのみ顔を出した。のびざかりの中学生だけあって、ちょっと見ないうちにどんどん変わっていくなぁ。。。
・音楽作りに関しては、とにかくマイクとの格闘。ソロ時のマイクへの音ののせ方。出力の調整(ミキシング)。ほんのちょっとの狂いで音量バランスがガタガタになってしまう。この点オケとは全く違い、これはこれで大変そう。
・音が響きすぎてモワモワ。会場がJazz Bandには向かないようだ。
・本番は盛況で立ち見もたくさんいた、とのこと。
・前日が誕生日で朝まで飲み、当日は二日酔いで完全に目がイッていたドラム担当のS君(※賛助出演・大学生)。おつかれさま~w
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【本】自閉症

2005年11月02日 17時25分42秒 | 読書記録2005
自閉症, 玉井収介, 講談社現代新書697, 1983年
・購入してから数年間放置されていた書。当時何を想って手にとったのか。今となっては謎。
・豊富な実例にもとづいて自閉症を説明したもので、文章は地味だけれどもかなり読みやすい。筆者の力量が窺える。てっきり筆者は医師と思っていたが、学者さんだったのね。。。
・本書で最も劇的な場面を多少長いが書き抜き→「宮脇修氏は、紙破りばかりしている子のそばで、二人で紙破りをやってみたという。一日や二日はがまんできた。三日もたつと、自分はなぜこんなことをしているのかという雑念がわいてきて、その子のように無心に続けることができなくなった。しかし、せっかくここまでやったのだ、もう一度はじめからやれといわれてもとてもできない、と思ってもう一日、もう一日がんばった。そしてついに一〇日続けたという。(中略)ついに一〇日目になって、教師の忍耐もつきた。まさに頭にきたのである。そして、切りきざんだ紙をさらに裁断機で細かくし、部屋の中に放り上げ、まきちらした。なかばやけ気味になっていた。そして「雪やこんこ」を歌った。その紙片が子どもの頭にふりかかった。その子は、それを払いのけようとして手を伸ばした。その瞬間、二人の目が本当に合ったという。」p.148
・「もし、このように、自我の境界が不明瞭であれば、当然相手の自我も統一できないであろう。そうすれば、「わたし」と「あなた」の関係は、成立しないか、不安定なものになるにちがいない。」p.95
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