アカデミアの研究者が創薬を目指す場合,最終的なExit(出口)となる製薬企業との連携は不可欠である.しかし,産学連携の実現は容易なことではない.その理由は,同じ目標をもつパートナーにどのように巡り合ったらよいか分からないこと,また巡り合ったとしても製薬企業が求めていることをアカデミア研究者が理解していないということが挙げられる.解決の手段として,両者をマッチングする機会を提供するという試みがあり,以下のようなものがある.
DSANJ疾患別相談会
日本医療研究開発機構,日本製薬工業協会,大阪商工会議所等が主催.事前に情報提供を行い,関心を持った企業と面談する形式.
BioJapan
BioJapan 組織委員会が主催.次のBIOの日本版.ブースにポスターや資料などを配置し,来場した製薬企業の担当者と名刺交換や面談する.プレゼン会場での講演もあり.
BIO international conventuion
海外で開催.海外企業との交渉が可能.
BIO tech
リード エグジビション ジャパン 株式会社が主催.BioJapanとほぼ同様の形式.
創薬シーズ相談会
医学系大学産学連携ネットワーク協議会(medU-net)が主催.
私達のチームはDSANJ疾患別相談会,BioJapan,BIO techにいくつかの創薬シーズを出展したことがある.マッチングは成立しなかったものの,製薬企業の判断基準の項目を理解することができ勉強になった.
さらに今回,医学系大学産学連携ネットワーク協議会(medU-net)が主催する創薬シーズ相談会に初めて参加した.大阪会場・東京会場をネット回線でつなぎ,合計9社もの製薬企業が私どもの創薬シーズであるプログラニュリン変異体のためだけに集まってくださった.その意味で非常に効率の良く製薬企業の方々と情報交換が可能である.30分のプレゼンの後,40分ほど質疑応答を行なった.次のステップとして何が必要か大変貴重な助言をいただいた.創薬を目指すアカデミア研究者にとって非常に良いチャンスと思われるので情報の共有をしたい.
DSANJ疾患別相談会
日本医療研究開発機構,日本製薬工業協会,大阪商工会議所等が主催.事前に情報提供を行い,関心を持った企業と面談する形式.
BioJapan
BioJapan 組織委員会が主催.次のBIOの日本版.ブースにポスターや資料などを配置し,来場した製薬企業の担当者と名刺交換や面談する.プレゼン会場での講演もあり.
BIO international conventuion
海外で開催.海外企業との交渉が可能.
BIO tech
リード エグジビション ジャパン 株式会社が主催.BioJapanとほぼ同様の形式.
創薬シーズ相談会
医学系大学産学連携ネットワーク協議会(medU-net)が主催.
私達のチームはDSANJ疾患別相談会,BioJapan,BIO techにいくつかの創薬シーズを出展したことがある.マッチングは成立しなかったものの,製薬企業の判断基準の項目を理解することができ勉強になった.
さらに今回,医学系大学産学連携ネットワーク協議会(medU-net)が主催する創薬シーズ相談会に初めて参加した.大阪会場・東京会場をネット回線でつなぎ,合計9社もの製薬企業が私どもの創薬シーズであるプログラニュリン変異体のためだけに集まってくださった.その意味で非常に効率の良く製薬企業の方々と情報交換が可能である.30分のプレゼンの後,40分ほど質疑応答を行なった.次のステップとして何が必要か大変貴重な助言をいただいた.創薬を目指すアカデミア研究者にとって非常に良いチャンスと思われるので情報の共有をしたい.