アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

この一冊がいいんです…♪

2018-12-28 10:46:56 | Weblog
今年は春ごろから、百人一首を憶えようと決めて今に至っているわけです。
確かに百首、書きだしてみれば書きだせる。
でも、第一首から第百首まで順に憶えているわけではないし、作者名まで憶えているのは十数首に過ぎないし、和歌の意味に至ってはなんとなくはわかるゾという程度だし…。
百人一首の形骸だけが取りあえず頭に入っただけという状況ですね
もうちょっと、こう、憶えることを楽しみたい。
文法云々ではなくて、枕詞や掛詞、裏の意味、そんなものも知って楽しみたい。
真面目にそう考えているわけです。
だから書店に出向くたびに、百人一首関係のものを探すことにしています。
で、求めよさらば与えられんではないが、ありましたよ

               

イラストでわかる超訳百人一首 吉田裕子監修 中経の文庫
カバー左下の2コマのイラストを見たとき、
あ、清原元輔の“ちぎりき”だね
と思った。
どれどれ、と手にとってページを捲ってみる。
右のページ上段に超訳、下段右に和歌、下段左に解説、左ページに2コマのイラストという構成です。

               

ついつい立ち読みしながら
ぬくくくく…
と笑っちゃって…。
コレを逃してはなるまいゾ
コレよ、コレ、私が求めていたものは
今更試験に立ち向かうわけではないし文法を学びたいわけでもない。
上一段活用がどうの、体言止めがどうの、用言止めがどうしたとそんなことを求めてはいない。
誤訳は論外だが超訳でいいのだ
そうして一首ずつ丁寧に楽しみながら読んでいると、
あ~、そうよねぇ、わかる、わかるわ、その気持ち…
あらまぁ、そぉんなコト考えてたのぉ…
と気分が和歌に寄り添ったりします。
現在の私向きの一冊です
コメント
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