線路脇にたんぽぽがつぎつぎと花を咲かせていて、その黄色が鮮やか。
満開の盛りを過ぎた桜も風に花弁を散らす。
春は、様々な色が際立つ季節。
雑草の花を見て、これは何色だろうと考える。
桃色というには薄いし、薄紫というには青みが足りないし…。
そんなふうに、色に心惹かれるときがあります。
それから、古着屋さんで着物の話をしているとき、ネイヴィーだのチャコールだのって表現はしたくないなぁ、と思ったり。
先日、帯締めと帯揚げを選んだ時も、
グリーン系をもってきたほうがいいかな
という自分の言葉のグリーンがひっかかったりした。
洋服のときはグリーンでもいいけど、着物についていうときはやっぱり、ね…。
というわけで、
『暮らしの中にある 日本の伝統色』 和の色を愛でる会箸 ビジュアルだいわ文庫
173色を採りあげています。
色の元となる植物や鉱物のこと、染の技法、いつ頃からある色か、名前の由来など簡潔な解説やエピソードが披露されています。
紅花や藍で染めた古代からある色もあれば、明治以降に化学染料が入ってくるようになってから生まれた色もある。
赤、黄、青といっても濃淡明暗さまざまな色がある。
なぜ甕覗(=かめのぞき)とか似紫(=にせむらさき)なんて色名にしたのかという理由にも、なるほどぉと。
キレイな茶色は雀色、ん、かわいい。
粋な感じの濃い水色は、新橋色、ほぉぉ…。
見開きで右のページにそれぞれの色の解説、左のページにその色に応じた鮮やかな写真。
巻末の色見本を眺めているだけでも楽しい。
満開の盛りを過ぎた桜も風に花弁を散らす。
春は、様々な色が際立つ季節。
雑草の花を見て、これは何色だろうと考える。
桃色というには薄いし、薄紫というには青みが足りないし…。
そんなふうに、色に心惹かれるときがあります。
それから、古着屋さんで着物の話をしているとき、ネイヴィーだのチャコールだのって表現はしたくないなぁ、と思ったり。
先日、帯締めと帯揚げを選んだ時も、
グリーン系をもってきたほうがいいかな
という自分の言葉のグリーンがひっかかったりした。
洋服のときはグリーンでもいいけど、着物についていうときはやっぱり、ね…。
というわけで、
『暮らしの中にある 日本の伝統色』 和の色を愛でる会箸 ビジュアルだいわ文庫
173色を採りあげています。
色の元となる植物や鉱物のこと、染の技法、いつ頃からある色か、名前の由来など簡潔な解説やエピソードが披露されています。
紅花や藍で染めた古代からある色もあれば、明治以降に化学染料が入ってくるようになってから生まれた色もある。
赤、黄、青といっても濃淡明暗さまざまな色がある。
なぜ甕覗(=かめのぞき)とか似紫(=にせむらさき)なんて色名にしたのかという理由にも、なるほどぉと。
キレイな茶色は雀色、ん、かわいい。
粋な感じの濃い水色は、新橋色、ほぉぉ…。
見開きで右のページにそれぞれの色の解説、左のページにその色に応じた鮮やかな写真。
巻末の色見本を眺めているだけでも楽しい。