アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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スーツを処分する…♪

2019-04-14 11:17:24 | Weblog
いまくらいの、冬物を仕舞って春夏物に入れ替える時期になると思い出すことがあります。
数年前まで私のストレッチのクラスに来て下さってた方で、当時で60代中盤くらいの素敵な女性がいました。
スレンダーなボディをキープしているのも花丸です。
彼女はいつもお洒落に気を遣っていました。
レッスンに来るたびにそのファッションに目を引かれます。
いつも素敵ですね、と言ったら
「あら、ぜ~んぶユ○ク○なんですよぉえぇぇ…っ
「わたくしくらいの歳になりますとね、改まったお席に出るときの服が1着ずつあればいいんです。それ以外はね、ユ○ク○で毎年の流行を楽しむんですよ、若い方にアドバイスしてもらってね
へぇぇぇ…。
きっと彼女はお洒落上級者なんだろうなと思いました。
喪のお席には喪服、お祝い事には留袖か訪問着または附下。
一枚の訪問着でも2~3本の帯と帯揚げや帯締めを持っていれば、雰囲気を変えられる。
洋装もそれに準じるとすれば、アクセサリーを変えることで着こなしに変化をつけられる。
押さえるべきところを押さえておいて、あとはブランドなんかに拘らずに楽しむことを優先する、というところでしょうか。
見習いたいものだなぁと思っています。
私は着道楽ではないし、ファッションにこだわりもありません。
ですからそれほど多くの服は持っていません。
今年も冬物と春物を入れ替えながら、ふと彼女のことを思い出していました。
そして、この2~3年、一度も着なかったスーツやジャケットを手放すことを決めました。
基本的に1年着なかったらもう着ることはないと考えてますが、なんとなく決断を先送りにしてきた
潮時っていうんでしょうかね、その決断は自然に下りてきた。
それにね、考えたんですよ。
あ、コレいいなと思うジャケットがあっても、ん~アレがあるからなぁと見送ったことが何度かある。
でもそれは、箪笥の肥やしになっている着ないジャケットを優先して、何かのチャンスを逃してたんじゃないかなって。
それに、そのスーツやジャケットが一番よく似合う旬の時期がかつてあって、いまはもう旬を過ぎているなとも。
ならば今に相応しい服を着たいわね。
そうそう、先月、髪を切りに行ったとき担当のスタイリスト君が言ってた。
「体型が1mmも変わらなくたって、雰囲気やイメージは変わるものですよ
うん、きっとそうよね。
コメント
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