おぉ…っ、このカバー・イラストの中央は真さんで隣は大介だわね。
二人連れだって“中”へでも足を向けたところかしら。
浅草を舞台にした時代物、去年楽しんだ作品の2作目が出ました。
『江戸は浅草2 盗人探し』 知野みさき箸 講談社文庫
1話完結の4本立て。
まずは、大介の馴染の妓楼尾張屋で遊女たちの小間物が頻繁になくなるので、その犯人を突き止めてくれという話から。
調べを進めるにつれて様々な人間模様が明らかになってくる。
遊女たちと間夫との関係、遊女たちの妬み、悲哀…。
尾張屋の遊女冬青(そよご)の間夫である大介の、冬青への思い。
盗人探しのなかで関わることになった死に瀕した遊女の、最後の始末をつける真一郎。
真さん、好い漢だねぇ…
憂愁を抱えそうになった真さんの前にひょいとお多香さんが現れる、姐さん、相変わらず好い女だよねぇ
第二話では、長屋仲間のお鈴ちゃんが絡む。
お多香さんが真さんの目の前で暴漢二人を捕り抑えるというシーンも
お多香さん、現在は“貴弥”という名の面打ち師であり矢場の矢取り女をしてるけど、元々何者だったんだろうねぇ。
いちばんに思いつくのは“くの一”だけど、それだとあまりにもベタだしねぇ。
婀娜で気風が良くて面が打ててそのうえ腕っぷしもとなるとねぇ…、謎だ…
第三話では真面目な商家の手代の恋模様が絡む。
そして第四話。
辻斬りならぬ辻射りが出たというところから話が始まります。
弓矢が絡むから元は矢師だった真さんの出番。
クライマックスで真さんと矢場の主と、弓師の武士二人との的当て勝負が行われます。
これには真さんの目論みが隠されています。
もちろん真さんの弓の腕のほども明らかになりますが…
長屋のみなさんは真さんの勝ちに賭けて大儲け、真さんにも矢の注文がたくさんはいったみたい。
真さんは相変わらず久兵衛さんの用心棒兼雑用係で、たまに又平親分に下っ引き代わりに使われたりもしてる。
お多香さんとの仲はなかなか進展しないけど、その関係は悪くないよね、大人の関係って感じで。
ま、真さんはマジみたいだけど…?
二人連れだって“中”へでも足を向けたところかしら。
浅草を舞台にした時代物、去年楽しんだ作品の2作目が出ました。
『江戸は浅草2 盗人探し』 知野みさき箸 講談社文庫
1話完結の4本立て。
まずは、大介の馴染の妓楼尾張屋で遊女たちの小間物が頻繁になくなるので、その犯人を突き止めてくれという話から。
調べを進めるにつれて様々な人間模様が明らかになってくる。
遊女たちと間夫との関係、遊女たちの妬み、悲哀…。
尾張屋の遊女冬青(そよご)の間夫である大介の、冬青への思い。
盗人探しのなかで関わることになった死に瀕した遊女の、最後の始末をつける真一郎。
真さん、好い漢だねぇ…
憂愁を抱えそうになった真さんの前にひょいとお多香さんが現れる、姐さん、相変わらず好い女だよねぇ
第二話では、長屋仲間のお鈴ちゃんが絡む。
お多香さんが真さんの目の前で暴漢二人を捕り抑えるというシーンも
お多香さん、現在は“貴弥”という名の面打ち師であり矢場の矢取り女をしてるけど、元々何者だったんだろうねぇ。
いちばんに思いつくのは“くの一”だけど、それだとあまりにもベタだしねぇ。
婀娜で気風が良くて面が打ててそのうえ腕っぷしもとなるとねぇ…、謎だ…
第三話では真面目な商家の手代の恋模様が絡む。
そして第四話。
辻斬りならぬ辻射りが出たというところから話が始まります。
弓矢が絡むから元は矢師だった真さんの出番。
クライマックスで真さんと矢場の主と、弓師の武士二人との的当て勝負が行われます。
これには真さんの目論みが隠されています。
もちろん真さんの弓の腕のほども明らかになりますが…
長屋のみなさんは真さんの勝ちに賭けて大儲け、真さんにも矢の注文がたくさんはいったみたい。
真さんは相変わらず久兵衛さんの用心棒兼雑用係で、たまに又平親分に下っ引き代わりに使われたりもしてる。
お多香さんとの仲はなかなか進展しないけど、その関係は悪くないよね、大人の関係って感じで。
ま、真さんはマジみたいだけど…?